スマホを無くしただけなのに 優しさバージョン
木曜日に家で出発間際にlineを打ったスマホが、見つからない。
エコバッグの底に無く、帰宅後リュックと共に逆さにしたが見つからない。
電車の中か、目的地のどちらか。
金曜日朝に、パソコンでJRのHPの忘れ物を申告するフォームに、詳しく記入した。今、直接会話できる電話番号が載ってないのだ。
品物名 〉 スマホの外箱を出して、機種名を英字数字に至るまで書いた
色、形、形状〉
忘れた日〉
場所〉乗車 駅名、何時何分発 上り 普通
下車 駅名 何時何分着
補足〉裏面にちいかわの付箋 青空の下に小さくキャラクターの絵
金曜日、家に来た人に話すと、自分のスマホで、〈大まかな現在地を調べてくれるサービス〉に頼んでくれて、その後の返事等のやり取りに貸して下さった。
通信業者により通話ロックされ、4桁の解除パスワードを決めた。
しばらくすると、電車に残されたスマホが電車旅して、ある駅に届けられていることが分かった。
最初にJRのフォームに記入した時に、普段使わない固定電話番号を書いたのだけど、接続してみた壊れたファックス付き電話は、呼び出し音は鳴れど会話は出来なかった。
もう一度スマホを借りて、落とし物係に連絡先をこのスマホに変更して貰う。駅からこちらに電話がかかってきて、フォームに書いた内容と実物を擦り合わせていく。
ちいかわの付箋を貼っていなければ特徴が無さすぎる見た目だったので貼って良かった。
酷い風邪からの病み上がりだったので、宅急便の着払いでの返却をお願いした。
通常業務をしながらだからちょっと時間がかかります。と言われた。
自宅に着くのは月曜日位かな?
と思っていたら、土曜日一時過ぎに来た。早くてびっくりした。
ありがとう!O駅の駅員さん!
中身を開けるとプチプ○にくるんだ上に小さい段ボール箱に固定してあって、完璧で究極の梱包だった。
○マゾンより丁寧。
たくさんの人の優しさに包まれて、スマホは戻って来たのであった。
ありがとう(泣)。後は通話解除するだけ。
電話がかけられないと解除できないから明日はショップへ行くのだ。
行った。日曜日は既に予約一杯で、平日に出直す。
予約日、外国人のお兄さんスタッフから本人確認され、サポートセンターに電話し、こちらに受話器を渡される。サポートセンターの男性スタッフに要件「停止されたスマホが見つかったので解除して欲しい」と設定したパスワードを告げる。
長~い待ち時間の後、女性スタッフに代わり、再び本人確認、要件、パスワードを告げる。
5分位すると使えるようになると言われる。
外国人兄さんスタッフに一度電源を切った方が良いと言われ、そうする。
フードコートに移動し、リンガーハットで餃子定食を注文した。
席についてスマホの電源を入れてみると、
インターネットが使えるようになった。
電話も使えるようになった。
わ~~~~やっと用事に手をつけられる。
ありがたや~。