ふわっとした夢
『将来の夢ってなんですか』
こんな風に聞かれて明確に何がしたいか答えれたのは高校2年生の時までだったと思う。
幼稚園の時から高校生の時まで一貫してあったのが「先生」だった。
それが今夢を聞かれてすぐに答えられる気がしない。
『自分の周囲が笑顔で過ごせる』とか『死ぬ時に楽しかったって言って死ぬ』とか『家族を大切にする』みたいなふわっとしたものくらいだ。
別に悪いことだと思っていない。心清らかな時代の自分は死ぬ時のことなんか考えずに目の前のことでやりたいことを追いかけていたから明確だったんだなあと思うくらい。
今はやりたいことがふんわりしてしまったけれどもそれだけ選択肢が増えたってことだ。
今教習行ってるから車で例えてみると。
昔は自分が生まれ育った慣れた町を運転している気分かな?誰かが運転してくれてる横で道を覚えて自分がその道を走ってる感じ。
目的地もだいたい分かってるからわざわざ知らない道に入ることもなく無駄な時間もガソリンも消費しない。
まさに教官が隣でつきっきりで教えてくれる時みたい(笑)
それが今はちょっと遠出に出てたり近所でも知らない道に入ったりもう車から降りて自転車や歩いてみたりしてる感じ。
目的地は決まっていても最終的に着けばいいし知らないところを開拓していくこともできれば知ってる道で行くこともできる。手段も何を使っていくこともできる。ただ、その中から自分にいいと思うものを選んで行っているだけだ。
どちらがよくてみたいなことはあまり考えてなくてどちらが合うかが大切だと思う。
きっちり目的も目標も見定めて、ルートも考えてその通り行く人もいればその場でいろんな選択を行って進んで行くのもとりあえずゴールに着くんだからいいじゃんみたいな軽い考えしかない(笑)
勿論車で移動するときはルートとかちゃんと考えて動いた方がいいけど!とか言っておかないと教習落とされたら困るし(笑)
まだ23歳のしょうもない学生風情だからそんな将来からの逆算してストレートな道を目指さなくたって今後修正なんていくらでもきくし死なない限りなんとかなる!砂利道だって獣道だって最悪歩いてでも突っ切って行く(笑)
『今までの自分は今の自分への最短ルート』
この言葉の通り何をやっててもよっぽどじゃない限り最短ルート突っ走ってるから気にせずに選択して歩いててもいいから一歩を踏み出していけたらいいななんて思ったり。
そんな中でまた夢が見つかったらいいな〜とか思う。
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