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走り続けた9ヶ月

SNS発信やビジネス関連で知り合った交友関係を閉ざして早3ヶ月。


今は一緒に住んでいる4歳の息子とパートナー以外コンタクトを取ることはほぼない。


ふと考える。


走り続けた9ヶ月。


毎日、毎分、毎秒、何かに取り憑かれたかのように常に動きまくっていた。


きっかけは一昨年の夏

元旦那との別居を決めたことで

私にできる事で世の中に貢献したい


と一念発起したことから始まり

そこからパートをしながら通信のメイク学校に通ったり、資格を取得したり…(化粧品検定とハンドセラピストの資格を取ったのがこの頃)

と、独立のための勉強・準備を細々と始めていた。


が、しかし…ある展示会に参加したことがきっかけで


それまでの私の考えがすべて覆される。



それは取引先が出展する展示会
【美容と健康のEXPO2019】の招待状だった


なんとなく気になった基調講演を拝聴したことで


それまでの私の常識が覆され、頭をハンマーで打たれたような衝撃を受けた

その講演を主催していたのが、beauty.tech

それまでテクノロジーのテの字すら知らなかった私は

講演で話されている内容が現実世界で起こっている事とは信じられない程衝撃を受けた

このまま続けても、私のやろうとしている事はAIとテクノロジーによって淘汰される

そう危機感を感じた私は


その日を境に

美容家として歩むの道を辞めた


そして、【絶対に無くならない仕事・サービス】

を追い求めることになる。


今思えば、何故そこからテクノロジーと美容を上手く使ったビジネスに乗っかることが出来なかったのかと

自分でも情けなく思う。

【継続は力なり】

と言うように、何かしら続けていれば、自ずと成果は出たかもしれないのに…


これはどんな事でも通じることだが

諦めずにやり続けた人間が、最終的に勝つ

何故ならば、途中で諦めて離脱する人間がほとんどだからだ。


展示会からの私の行動はとにかく子供ように好奇心に溢れ

気になるセミナーや講座をなりふり構わず受けまくった。

テクノロジー、IT、自己啓発、などなど…

パートナー曰く、

多くの子供が習い事や部活として小中高の12年間かけてやることを

私の場合は凝縮して9ヶ月でやったのだ、と。

しかも大金の自腹を切って…


そう言われてハッとした自分がいた。


以前noteでも書いたように、私の子供時代は我慢の連続だった。


【中学で親と死別】
という、どこにも怒りのやり場のない現実が
私を変に覚めた子供にさせ、やりたいことはすべて我慢してきた。

その後もさまざまなしがらみに捕らわれていたけれど

【離婚】という開放感から


それまで我慢していたものがドバっと吐き出された。


とにかく狂ったように走り続け、あれこれ手を出した結果、

憔悴しきってしまった。

そして、妊娠が分かった事で精神的にも肉体的にも限界を超え、すべてを投げ出した。


最初は自分を責めまくった。

その後、誰とも関わりたくないとすべての関わりをシャットアウト。

LINEも電話番号も変えた。

ある対談動画で2ちゃんねるの創設者のひろゆきさんが言っていた言葉が今も忘れられない。

【僕は凡人で優秀ではない。だから行き詰まったら寝るんです。
そうすることによって常に60点を出し続けることができる。
80点を出している優秀な人が居たとしても、病気で倒れたら0点です。だから常に60点を出し続けるために無理しないことです】

そこで私は気づいたのです。

いくら頑張っても、辞めてしまったらそこで試合終了、おしまいなのだ。


私の走り続けた9ヶ月が無駄だったとは言いません。


走り続けたことで気づけたこと、考えさせられたことがたくさんあるから。

一番は自分のジェンダーに気づけたこと。
今までずーっとモヤモヤしていたものがすべてスッキリしたからそれに気づくことが出来ただけで、良かった。


でも、結果的に努力の方向性を間違えてしまったし、

【頭でっかち】になってしまった。


ひろゆきさんの言葉でまた同じことを繰り返さないためにも

【努力するけれど、頑張りすぎない】


またゆっくりゆっくり進んでいけたらと思う。



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【35歳バツイチ子持ち無職の再起】
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