KaoruYugiri

観劇と読書の感想と、徒然草系

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観劇と読書の感想と、徒然草系

最近の記事

ゴールデンカムイを全巻一度に買って読みました。超面白いですね!!!!時代に取り残されていた私……

    • オーディオブックって読書の革命だけど記録に残そうと思うと引用とかしづらくて一長一短て感じだよねっていう話「リーダーの仮面」

      電車通勤=満員電車=本なんて読めない という思い込みがあってお正月に自分へのお年玉だ〜とオーディオブックを買ったんです。 そのうちの一冊が「リーダーの仮面」。 電車に乗ったら倍速でこれを聴く。 そのためにAirPodsProまで買ったりして。 すごくためになったんです。 でも引用するのに向いてない!気軽に気になるところにアプローチできない!集中力が切れるとえ?なんだって?ってなって巻き戻すと巻き戻しすぎるしApple Watchでうまく操作できない! 結局グリーン車に乗っ

      • 何度読んでも面白い「警官の血」佐々木譲

        出版当時にハードカバーで買って、重たい思いしながら片時も離さずにあっという間に読んだ本、久しぶりに読みたくなって文庫を買って読みました。 親子3代に渡る逃れられない警察の業と戦後間も無く殺された青年の死と初代の死を巡る謎……。 謎も面白いんですけどその当時を生きたのかというくらい生々しい描写がいいんですよ。 戦後の上野、学生運動、四課。 好きな要素が全部詰まりに詰まった私のために書いてくれたのかと思う程。当時は寝ずに読んで興奮してもう一回読んだほど。 最近やっと通勤時間

        • 本当に見つかってしまったら困る……『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平

          1月に転職をした途端読書量がガクッと落ちてしまいました。 もちろん、休職期間のようにはいかないと思いましたがまさかこれほどまでに読めないとは思わなんだ。 しかし10年以上ぶりに新入社員になって意外とスレていない自分がいて新鮮でした。ちゃんと素直に社長の話を聞いていて、少し自分が愛おしくなりました。 今は頭が焼き切れそうになりながら現場にコミットしています。 前職場で身についたベテランに許される程よい手の抜き方が使えないので前頭葉爆発しそう。 この本は珍しく買ってすぐ読んだ

        • ゴールデンカムイを全巻一度に買って読みました。超面白いですね!!!!時代に取り残されていた私……

        • オーディオブックって読書の革命だけど記録に残そうと思うと引用とかしづらくて一長一短て感じだよねっていう話「リーダーの仮面」

        • 何度読んでも面白い「警官の血」佐々木譲

        • 本当に見つかってしまったら困る……『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平

          私はかきつづけるけど!「もう恥をかかない文章術」

          読書感想文を書かせる親は必読!! 文章術の本を読んだ感想記録の文章がめちゃくちゃでは恥ずかしいのですが以下感想。 子供に感想文を書かせるために読むとテキメンな本でした。なんなら台詞で初めるとか、最初と最後を呼応させるっていうテクニックは小学生の頃に取り入れていました。かっこいいから。 今では考えられないけど、小学生の頃一定の校長時代には夏休みの宿題とは別に市に出す用の感想文を本を指定、依頼されて書いてたくらいには秀でていたんです。 小学生という枠の中では上手かったらしいん

          私はかきつづけるけど!「もう恥をかかない文章術」

          異世界転生する前に読んでよかった「世界史を動かした思想家たちの格闘」茂木誠 著

          奥付を見たら2015年初版とあって、積読もいいところです。 一応読もうとはしていたみたいで、帯とかカバーはスレが目立ちました。9月に引っ越しをしたので、そのおかげで本棚に埋まっていた本が段ボールを経て、新たに本棚に差し込まれた際に古い本が前面に出るみたいな現象が起きためやっと読むことができました。 タイトルには「4日間集中講座」と冒頭につくのですが、本当に4日かかりました。 4講座に分けて1日目は「法と正義」、2日目は「戦争と平和」、3日目は「理性と感情」、4日目は『わたし』

          異世界転生する前に読んでよかった「世界史を動かした思想家たちの格闘」茂木誠 著

          積読記録「幸福の文法」

          自分を補うために哲学書買いがちわかりみが深い。 積読を消費するために、noteに記事をアップするという目的を設定し、それを果たすために本を読んでいますが、それでも積ん読しちゃう本がある。 なぜか。 難しいから! もっと小賢しく言えば、読者としての鍛錬が足りていないから! 社会にでてはや10年は過ぎていったんですけど、その間まじで本を読まなくなったんです。 でも、脳みそにできた面白い本受信アンテナは残ったまま。 そうこうしてるうちに結婚して、足の踏み場がなくなっても本を買う

          積読記録「幸福の文法」

          名探偵コナンの脚本を手掛けてるなんて「たかが殺人じゃないか」

          去年買った本を積読から引っ張り出して読みました。 昭和24年の推理小説という副題からわかるように戦後間もない愛知県が舞台の推理小説で、リアルな当時の生活が眼前に現れるような文章が、とても、うらやましい……。 私はミーハーミステリファンだったと過去形なのはもう随分とミステリを読んでいないからです。 高校時代は有栖川有栖の火村シリーズにそれはもうはまってはまって、火村先生と結婚したいと願うような女子高生でした。 他にも浅見光彦も好きだし、結婚はしたくないけど御手洗潔がいたらけち

          名探偵コナンの脚本を手掛けてるなんて「たかが殺人じゃないか」

          マジで推しがいる人は逆に読めない「推し燃ゆ」

          推しがいると重なって辛いとか、わかりみが深いとかそういうことではないです。 本書を手に取る人のうち、自分にも推しがいると思って手に取るのは悪手です。 作者、主人公の推しスタイルに抵抗を感じると途端に白けてしまいます。 これはどちらかと言うとよくも悪くも青春小説であって、あの生きづらかった思春期のあの日々を描いたものだと思った方が惹きつけられる。 私は自分と程遠かろうと近しかろうと主人公だろうと登場人物だろうと推し測って没頭できるタイプの小説読みなんですが、私自身に推しがいるた

          マジで推しがいる人は逆に読めない「推し燃ゆ」

          アメリカ、お前もだったのか!姫川亜弓になる方法「大人の女はどう働くか?」ロイス・P・フランケル著 海と月者

          アメリカの女性は日本人女性が国内で抱える諸問題なんてとっくに通り過ぎていて自立していると勝手に思っていました。 男女差別はあるかもしれないけれど果敢に立ち向かうイメージを持っていました。 読み始めて即、上記のツイートのような大混乱。 女の子でいるのはやめましょうという筆者のメッセージから始まったこの本。 アメリカよ、お前もか!! 女性の給与は男性の72パーセントで、昇進を見送られる可能性が高く、勤務評定でも男性より一貫して低く評価されているという結果が出ています。 本書で

          アメリカ、お前もだったのか!姫川亜弓になる方法「大人の女はどう働くか?」ロイス・P・フランケル著 海と月者

          ドラえもんとアンパンマンと野原一家とアドラー「幸せになる勇気」

          私が育った家庭では、母の教育方針によってドラえもんの視聴が制限されてました。 クレヨンしんちゃんは見放題だったんですけどね。 ドラえもんの視聴制限理由は、のび太が困りごとに向き合わずドラえもんに頼るのがよくないというもの。 ちなみに、キテレツ大百科は全くの逆なので是非見なさいという感じでした。 「嫌われる勇気」にも幾度となくでてきた「水辺まで連れていくいくことはできても、水を呑ませることはできない」ことを考えると、ドラえもんはひみつ道具を使ってのび太を水辺に連れて行きまくっ

          ドラえもんとアンパンマンと野原一家とアドラー「幸せになる勇気」

          痩せたいデブは読んだ方がいい「嫌われる勇気」

          もうずっと書店で平積みしてありますよね、「嫌われる勇気」。ずっと気になっていたんですが「自己啓発の源流」という言葉に食指が動かず5年くらい経ちまして。やっと今年の正月に購入したと思えば積読へ。 2月から抑うつでの休職、症状が軽快して転職活動も終え、退職の意思表示をしたこのタイミングで読めば転職先での働き方の指針になるかと思ってとうとう今日読みました。 哲人といわゆるコンプレックスに塗れたツン青年との会話を通してアドラーの教えを読み進めていくのはかなり面白かったです。 読みや

          痩せたいデブは読んだ方がいい「嫌われる勇気」