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昨日のキミたちには、もう会えない
iPhoneのホーム画面を左にスライドさせると、上の方に過去の写真がピックアップされて出てくる。(私だけ?そういう設定なの?)
最近の毎日の楽しみは、そこにピックアップされた写真を見て思い出を振り返ること。今日はどんな写真がピックされているのかな、と。(ちなみにだいたい2日に1回くらい写真が変わってる。)
(↑スーパーの食品売り場で当時2歳の娘がアンパンマンのふりかけが欲しいと泣いて寝転んでいる写真。イヤイヤ期MAX。)
当時はすごく大変だった育児も、いま振り返るととんでもなくかわいい。愛しい。尊い。スーパーの床に寝転がるなんて、長い人生の中でそうそうないでしょう? なんて貴重な瞬間。
(↑歩けるようになった当時1歳の娘と、転ばないように手を繋いであげる息子。)
小さな子供たちを育てるために、ケガをなるべくしないように、病気になるべくならないように、必死に毎日守ってきたから、ゆっくりと1日を振り返るなんてこともできなかったけど
こうやって振り返ってみると、とんでもなくかわいい私の子供たち。(親バカ炸裂でごめんなさい。)
でも、むちむちのほっぺたと、クリームパンみたいな手に、もう会えない。
「まま?」とカタコトの日本語で話す声を、もう聞けない。
(↑原色のダウンがかわいい、寒い冬の日。)
子供たちの成長が本当に嬉しくて幸せだけど、小さかったあの頃の子供たちには、もう二度と会えない。そう思うと、なんとも複雑な心境なのです。
当たり前のことなんだけどね。毎日確実に成長していく子供たち。それは同時に、昨日のキミたちにももう会えない、ということ。
当たり前のことなんだけど、「今は一瞬しかない」なんてどこかで聞いたようなセリフなんだけど、それを痛いほど感じる今日この頃。
そしてあの小さかった子供たちに会いたくて、夜な夜な過去の写真をあさったりする。
(↑もう雨は止んでいるのに、レインコートと傘で出かけるのが嬉しい娘。)
きっと10年後には今の子供たちの写真を振り返って「かわいかったなぁ」なんて振り返っているのかも。
こうやって書いて振り返ってるだけで、昔の子供たちがかわいくて泣けてくる。(もちろん今もかわいいけど。)
だから今はなるべく、今の姿を目に焼き付けるように、「もう大丈夫! しっかり見た!」なんて思えるくらい脳裏に刻んでおくようにしています。
今育児にバタバタ忙しいママたち、刻一刻と変わる子供たちの成長を、しっかりと目に焼き付けていきましょうね。
もう、昨日のキミたちには会えない。なんなら10分前のキミにも。
(↑お兄ちゃんの幼稚園のお迎えに行くだけだけど、バッチリおしゃれをキメる娘。)
しっかり目に焼き付けても、やっぱり小さい頃の子供たちに会いたくなる。
きっと今日もたくさん、過去の写真を振り返る。
明日はiPhoneがどんな写真を選んでくれるか待ち望みながら。