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My Mr.Children
2022年5月10日、Mr.Childrenデビュー30周年。
私はこの日、初めて桜井さんの生歌を聞いた。
「15歳のころから聴き続けたあの声が、いま、ここで広がっている」
そう思うとただただ涙が溢れてきた。
ミスチルとの出会い
何も衝撃的な出会いだったわけではない。
そもそも父と兄がミスチルをよく聴いていたため、小さいころから自然と耳にしていた。
「イノセントワールド」も「トゥモローネバーノウズ」も知っていた。崖っぷちで歌う桜井さんを「怖くないのかなぁこの人」なんて思ったりもしていた。
ミスチルにハマり出したのは、2001年のタッキー主演のドラマ「アンティーク」でyouthful daysが主題歌になったとき。
このドラマ、主題歌だけじゃなくてふんだんにミスチルソングをドラマ内に盛り込んできていたのである。
そこで「ミスチルってめちゃくちゃいいじゃん」ということを知る。
何かにハマると徹底的に調べつくすタイプの私(当時中3)はとりあえず過去のミスチル作品をすべて聴き続けた。
メロディよりも歌詞に共感してしまうタイプなので、すべてのCDアルバムをレンタルして歌詞カードを読み漁った。
青春のミスチルソング
デビュー30周年に伴って、最近たくさんのメディアでミスチル特集が組まれていた。
そこでよく「好きなミスチルソングを3曲挙げるなら」「あなたのマイミスチルソングは?」などというコーナーが登場している。
ここで私の「マイミスチルソング3曲」を挙げてみようと思う。(誰得)
➀口笛
これはミスチルにハマり出したころから大好きな大好きな曲。
さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人なら笑えますように
いつもは素通りしてたベンチに座り 見渡せば
よどんだ街の景色さえ ごらん愛しさに満ちてる
ここの歌詞が好きで……。
2人でいればどんなことでも乗り越えられる、どんな景色さえ愛しく見える、そんな風に思える人に出会いたいなぁと、思春期真っ盛りの私は常々思っていたわけです。
②エソラ
エソラはここ数年、とても好きな曲。
天気予報によれば 夕方からの
降水確率は上がっている
でも雨に濡れぬ場所を探すより
星空を信じ出かけよう
雨に降られたら 乾いてた街が
滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ
どんな景色も宝石に変わる
2番のここの部分が特に刺さる。
どうも心配性が過ぎる私は、ふとしたことでネガティブになりがち。
でもこれを聴くと「見方を変えよう」そう思えるのです。
③HANABI
この曲はもう大ヒットしたし知らない人はいないんじゃないかと思う。子供たちも「もう一回、もういっかーい!!」のところだけは完璧。
そして「歌詞のここが好き」とは言えないほど、すべてが好き。
いまの一瞬を大切にする感じ、今日会ったらもう会えないかもしれない人に、愛を伝えたくなるような切なさ。
独身時代、とても好きな人がいたときによく聴いていた曲。だからこそ思い入れが強いのもあるかもしれない。
片思いだった私の恋は、
さよならが迎えに来ることを
最初からわかっていたとしたって
もう一回もう一回
もう一回もう一回
何度でも君に逢いたい
ここを聴くたびに胸が痛み、それでも何度も聴きたいというドМな衝動に突き動かされたのです。
でもコロナ禍の今、そして世界情勢が不安定な今だからこそ刺さる部分が他にもたくさんある。
この曲を知っている人は多いと思うけど、もう一度歌詞をしっかりとかみ砕きながら聴いて欲しいと思う。
ミスチルファンでよかった
中3のときにミスチルにハマり、一度少し離脱をしたものの、ここ数年またミスチル熱が溢れ戻ってきた。
ライブに行きたいと一般応募するもなかなか当たらずファンクラブに加入。そしてすぐにコロナ禍へ突入。
なかなか生の演奏を聴くことができなかったけど、30周年の記念すべき日に同じ場所にいられたことが本当に幸せでした。
ライブ会場で泣いたのは初めてだったし、もう色々な感情が溢れすぎて夢の中にいるようで、こんな時間を味わわせてくれたミスチルに感謝しかない。
私の青春の音楽はミスチルで彩られているけど、それは本当に幸せなことだなぁと。改めて思いました。
これからもマイミスチルソングはどんどん更新されていくかもしれない。
けどそれが、最高。