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老いを知る①いつからが『高齢者』か?
皆さんは、何歳以上の人を「お年寄り」
または「高齢者」と思うか?
年々高齢化が進むなか、
人々の意識も少しずつ変化しているとは思うし、自分の年齢や状況によって、答えは人それぞれであろうと思う。
織田信長の時代では、人間50年の寿命だったそうだ。その時代に生きていれば、わたしもそろそろ死ぬ時期になる。
『初老』とは、40才のことを指す異称と知った時は、驚愕した。
現代ではどうだろう。
実は高齢者の定義は法律で決められておらず、確たるものはないようだ。
WHO(世界保健機関)では65歳以上を高齢者としており、多くの先進国ではこの年齢を高齢者の基準としている。
日本では統計調査で高齢者の基準を65歳以上としていることなどから、65歳以上を高齢者と考えるのが一般的だ。
高齢者の定義は、医療保険制度から見て
「前期高齢者」と「後期高齢者」に分けて考えることもできる。
この2つの年齢区分は、2008年に創設された
後期高齢者医療制度で使われている。
後期高齢者医療制度は、75歳以上の「後期高齢者」のみを対象とした医療制度で、75歳の誕生日を迎えると国民健康保険から切り替わる。
2017年には、高齢者の定義を変えようという提言があった。
現在の日本は平均寿命が伸び続けている。
ひと昔前の「お年寄り」と比べると、心身ともに元気で若々しい高齢者が増えているのが現状だ。 そこで、「高齢者」をいまの状況にあった、次のような区分にすることを、日本老年学会などが提言した。
65~74 歳 准高齢者 准高齢期
75~89 歳 高齢者 高齢期
90 歳~ 超高齢者 超高齢期
内閣府によって行われた「高齢者意識調査」(2014年実施)では、高齢者に関するさまざまな意識、生活態様などについて質問した結果がまとめられている。
回答者は、60歳以上の男女3,893人(有効票)
この調査結果によると、
「自分が高齢者だと感じるか」という質問に対し、半分以上である51.3%が「いいえ(高齢者だと感じない)」と回答している。
さらに傾向として、
「自分が高齢者だと感じない」と思っているのは、以下のような人↓
○健康状態が良い
○仕事をしている
○経済状況が良い
○親しい友人や仲間が多い
元気に働いて収入もあり、
友人も多いような人は
「自分はまだまだ若い」と思う傾向だが、
体力や記憶力に変化を感じると
「自分は高齢者だ」と思う人が多い。
さらに、
「高齢者とは何歳以上か」
という設問に対しては、
「70歳以上」 29.1%、
「75歳以上」 27.9%
高齢者は70代以上と考える人が多い結果が出ている。
ということで、高齢者の年齢に明確な定義はあない。
日本の統計や制度を考えると65歳以上と考えるのが一般的になるが、各種アンケート結果を見ても60代で「自分は高齢者」と考える人は少ない。
現在の65歳はまだまだ現役で働く人も多く、見た目に若々しい。
高齢化率は上がり続けており、年金制度や介護保険などの対象年齢も変わる未来も遠くなくやってくるだろう。
いつからが高齢者か?
その答えは、先にも書いた
○健康状態が良い
○仕事をしている
○経済状況が良い
○親しい友人や仲間が多い
という、自分が高齢と思わない状態が
失われて行くときだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1680448818077-NWuIkdAxx0.png?width=1200)
■老いにまつわる心配事
・身体的なこと(からだのこと)
身体の自由がきかないと感じるようになった時
・経済的なこと(お金のこと)
年金を受給するようになった時
・社会的なこと(社会との関わりのこと)
仕事から引退し、第一線を退いた時期
これら「老い」のまつわる心配事が
出てきた時に、老いを自覚し、
「高齢者」であると自他ともに感じる
分岐点になるようだ。
その「老い」にまつわる心配事について
先に知っておくことで
自分で心づもりできたり
家族としてサポートできたりすることも
多くある。
まずは『からだのこと』
について、次回から
からだのパーツごとに
「老い」をお伝えしていくので
また次回もお読みいただけると
ありがたくて、嬉しくて
やる気がでる。
次回は『脳』の老いについて
お伝えします。
■本日のお話しから浮かぶアロマ
![](https://assets.st-note.com/img/1680450132538-QX1APa7x2o.png?width=1200)
パインはいわゆる、松です。
パイナップルではありません笑
パイン精油の体への効果は
呼吸器系の症状、副鼻腔炎に効果があると言われています。
炎症、咳、去痰に良いといれています。
リウマチの症状にも用いられます。
心への効果は
森林浴効果で、リラックス効果があります。
パインのその清々しく、ピリッとした新鮮な大気のような芳香は、肺へ働きかけ、胸部を開き、気持ちを肯定的にさせ、自信を取り戻す助けをします。
憂鬱を一掃し、悲観主義に打ち勝つ力を再び目覚めさせます。
パインは、否定的な自己のイメージと、自責の念を取り払い、激しい罪悪感を、
許しと自己の容認へと入れ替えます。
老いの心配事は、すべて
自信の喪失からです。
やがてすべての人に訪れる
『老い』を
事前に知ることで受け入れて
まわりのサポートを借りる自分を許して
それもトータルで
自分を肯定的にとらえて
最後までイキイキと
生きていきたいですね!
■かおり~なのショップです!
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