部屋も心も「余白」を大切に
こんにちは。
私は今、個人で行うセッションの他に、神奈川県の某心療内科クリニックでカウンセリングも行っていて、主にカウンセラーとして活動をしているのですが、整理収納アドバイザーや、キレイコンシェルジュ、ライフオーガナイザーなどの片付け関係の資格も取得していて、整理収納アドバイザーとしてお仕事をしている時期もありました(今はカウンセリングで必要な方にアドバイスを行っています)
カウンセラー、また、片付けのヒアリングなどの経験から、心を整えていくために、環境を整えていくことはとても重要だと感じています。
自分の暮らす生活環境と心の状態は相互作用している場合がよくあります。
このことを理解し、環境を整えていくと、思考も整い、気持ちの整理にも繋がったりするものだと思うのです。
ですので、これからは片付けについても記事を書いていこうと思います。
もしよかったら、読んでみてくださいね。
さて。そんなこんなで(笑)
今日は、心にも環境にも大切だと思う「スペース」について。
皆さんもどこかでスペースの大切さを目にしたことがあるかもしれませんが、スペース(余白)ってとても大切なものです。
片付けの講座を受講したり、片付け本を読んだりして、やる気が沸騰してしまった時に気を付けたいのが、家族の中で一人だけマインドが変わってしまうこと。突然、完璧な部屋作りを目指すと、長くは続きません。
急なスパルタ状態に家族も戸惑ってしまいます。
片付けが持続しない人の中には、完璧主義すぎる人もいて、やる気が出た時は細かく分類し、丁寧に畳んだり、しまう場所をきっちりと決め、見た目も美しく。←そこを目指しすぎて、続かなくなってしまいます。
特に忙しい時・心が疲れはてた時・自分に構っている余裕がなくなった時、あまりにも完璧な部屋は、そういった状況になると崩れやすいです。
上記の方々の共通点は、「余裕(余白)」を少なくしてしまっていること。
やる気が満ち溢れすぎて、家族の心境に心を傾ける余裕がなくなってしまっていたり、毎日のルーティンワークを自ら余裕の少ない難易度の高いものにしてしまっていたり。
やる気や情熱から自分の心の余裕を減らしてしまうことは、実はよくあることです。もちろん持続できればそれも良いのでしょうが、そういった「熱」は一過性のもので、冷めやすかったりもします。
自分にも一緒に暮らす人にも優しい環境づくりは
少し心が疲れてもストレスなく元の状態に戻せる部屋のこと。
細かく細部にわたり丁寧に仕分けするのをやめ、シンプルにカゴにポンポン投げ入れる収納に変えるだけで、家族全員がストレスなく片付けやすい部屋になることもあります。
とはいえ、家族全員が綺麗好きで収納好きな場合と、全員が散らかし上手な場合は、楽な収納のレベルも違ってきますよね。そこは皆さん、自分と家族がストレスなく片付けられるレベルで大丈夫。
ただ、片付けは「苦手な人」のレベルに合わせるのが家族全員が無理なく片付けられる部屋になる、と言われています(ミニ知識 (*^^*) )
そしてこれは、全部心の状況にも置き換えることができると思うんですよね。
無理して自分の価値観を家族に押し付けても家族は苦しくなってしまう。
そういう観点からも捉えることができるなぁと思うのです。
さて。
何が言いたかったかと言いますと、部屋も心も詰め込み過ぎると無理がいきます。
やっぱり余白が大事です。
ぎちぎちに詰め込んでしまうと、気合をいれたはずの計画も、片付けも続かなくなってしまいます。そして、心の中もぎちぎちに詰め込んでいると、広い視野で物事を捉える余裕がなくなり、負の思考で物事を捉えやすくなってしまいます。
余裕をもって取り組んでいくためにも、心も部屋も「余白」を意識していきましょう。
整えやすい環境づくりは、穏やかな思考に導く一つの方法だと思います。
さて。
桜はすっかり葉桜になりましたが、今日はあたたかく気持ちの良い一日でした。
まさに洗濯・掃除日和の一日。
こんな日に、部屋の整理をすると、思考も整います。
気持ち良く環境を整え、心穏やかにご機嫌でいれる要素を増やしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(*^^*)
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