不器用で一生懸命で、だけど苦しい人へ【剥き出しの心は怪我をしやすい】
こんばんは。
あっという間にもう1月も半分が過ぎましたね。
インフルエンザも流行っていますが、皆さん、お元気で日々を過ごしていますか?
今日は、不器用で社交辞令が苦手で、そのまんまでいるがために、怪我をしやすい人。一生懸命なのに、なぜか苦しい人に向けて、私が思うことを書いてみます。
私かもしれない。そう感じた人は良かったら読んでみてください。
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真面目で真正面からちゃんと生きてる。
だけど、不器用で、いつも何かにぶつかってばかりで。
感情を伏せることができなかったり、 想いをぶつけずにいられない人。
そして、自分が痛みを知っているからこそ、その痛みを、もしくはもっと強い痛みを、時には激しく相手にぶつけてしまう人。
どうしても態度で仕返ししてしまう人 。
そんな人に言いたいことは
「オブラートに包んでみていいんだよ」
ということ。
そういった特徴のある人は、人の輪の中でもやっぱり辛く 苦しかったり 生きづらかったりしてしまいます。
剥き出しの心は怪我しやすい。
傷つきやすいし、そういった自分を守るために攻撃的にもなりやすいもの。
オブラートを心に包んで、守っていいの。
いつでも裸のまま、苦しさを積み重ねないでいいんです。
そうやってオブラートにくるまっている自分も(それを自分で選びそうしている、という意味での)「ありのままの自分」で、なんなら、そのオブラートの分厚さをその時々で選び直す。そんな自分も、自分です。
でも、この特徴をもった人は、そうすることが苦手です。
それが本当の自分ではない、とか。
あざといとか。
調子が良い、とか思ってしまいがち。
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少しだけ臨機応変にいこう。
例えば世の中には許せないこととか、言ってやりたいこととか、仕返ししたいこととか、生きていたら色々なことがあるけど、
全部そのまま表現してしまわなくていい。
自分のために、少しだけバランスを調整しましょう。
人生のステージによって、自分の生きる季節によって、自分を守ってもいいんです。
そして、そのオブラートは、分厚かったり薄かったり、変化してもいいんですよ。
慣れてきたら
「あれ?、今、私、剥き出しすぎてたなぁ」
って思うようになってくるかもしません。
そうなってきたら、人との調和とか、人間関係の心地よさとか、なにか、そういったものを感じ取れるようになっているかもしれませんね。
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「ありのままの自分」は 良い部分ばかりではなく偏ったり 偏屈な部分も含まれていて、そのままがいい、というよりは、そのままの自分を他者に受け入れてもらえることで、「生きる」ということが窮屈じゃなくなるもの。
でもそこには、お互いを受け入れ合うために、バランㇲとか、小さな愛が、やっぱり必要になってきます。
そこが「剥き出し」とは違うことろ。
誰かと共に生きていくとき、バランスが大事だし、いたわることも大事だし、自分を認め、同じように相手を認めていくことも やっぱり必要なこと。
必要な時は、ちょっとだけ、心に一枚薄いオブラートを羽織って、
自分も守り、相手のことも守っていきましょう。
どうにもこうにも 苦しいなと感じるとき 時々は社交辞令という薄いオブラートの服をまとってみるのもわるくはないかもしれません。
剥き出しの人はそうできなくて、苦しんでいる人が多いです。
良さでもあるよね。
でも、貴方が苦しいなら、
ちょっとだけバランス上手を目指してみましょう。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
さて。明日は金曜日。
今週も週末に近づいてきましたね。
明日も色々と積み重ねていきましょう。
今日も一日お疲れ柾です。
これからの時間も、良い時間を。
私は神奈川県の心療内科クリニックでカウンセラーをしながら、自身でもカウンセリングルーム Emotional Support を運営しています。
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