金井南龍インタビュー(1987年)から〜死後ゴミになるか高天原に行くか


個人の救済は?

今この世に生きている者で、魂を磨いて永遠の存在にしようとする人間いるか?
阿弥陀さんなり観音さんなりにすべてを委ねて本当の安心と永遠の生命を見つけてる坊さんいるか?
赤ん坊は母親がスプーンで掬ったものを、うまいもまずいも言わず安心しきって食べる。そこに母親の存在があるから。この母親を観音さんとみなすことができるのに、大人になるとあーでもねえこーでもねえと言い出す。
観音さんにすべてを任せますか?と聞けば、その辺の人間は「一応検討してから、、、」などと言う。そんな人間に観音さんがご褒美くれると思うか?じゃ、くたばるまで検討してろって話だよ。

そういう人間がくたばると、魂をくり抜かれて魔王以下のものの餌になる。それで終わり。
一方で、1世紀に5人ぐらいの魂は、自己を完成させて高天原に行く。そのぐらいの割合で高天原に行く人間が出れば、人類は地上に住むことを許される。そういう決まりが神様と地上の魔王との間にあると聞いている。

その魔王とは?

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最近になって、金井南龍という昭和期に活躍された神道家の存在を知りました。 彼の言及であまりにも興味深いのが「白山王朝(=前王朝)」および白…

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