大石凝真素美と真訓古事記〜笠井叡:音とカラダ
【はじめに】
今年わたしは「金井南龍」氏という故人の存在を知り、それによって「白山王朝」について確信を深めるべく踏み出した際に、京都で小野田さんから「笠井叡」氏を教わり、両者が揃って言及しているのが大石凝真素美(おおいしごりますみ)という、江戸末期から明治に活動し大正に没した国学、言霊学の巨人である。この大石凝真素美翁が絶対宇宙法則とも言える「天津金木」という理を学説化し、その運用法を解き明かしたたった一人の人物であるが、当時これを理解する者はおらず、当局からの監視締め付け