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金井南龍おぼえがき

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最近になって、金井南龍という昭和期に活躍された神道家の存在を知りました。 彼の言及であまりにも興味深いのが「白山王朝(=前王朝)」および白山神界への言及と、天津金木・フトマニクシ…
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2024年3月の記事一覧

金山彦・ニブツ姫・ヒツジ姫

こちらも「さすら」誌の紙面から。 昭和59年の段階で、その後の中国の台頭を予見していること、「金(ゴールド)」に言及していること、兌換紙幣が意味を持たないことなどに言及しているのは慧眼だと思いました。 個人的には、なにより「御神島と丹生」に言及されていることが凄い。自分が訪問したタイミングで、その謎解きをしている過程で、偶然にも「さすら」を目にすることができて、かつ、何冊もある冊子であるはずなのに、偶然手にした一冊に、この件が記載されているのを見つけたわけですから、ちょっと

丹生津姫(その二)

偶然にも「さすら」誌を目にすることができたので、丹生津姫の項を掲載しておきます。 ここで言及されている通り、やはり「若狭ー丹生ライン」は常人には分かり得ない日本における二大ノット、ということが前提となっている。

十一面観音(2)

白山に行くにはどちらから行っても山を一つ越えなければいけない。 その山を十一面観音とした場合、クシロはどこへ伸びているか。 するとここに一つの線ができる。 若狭姫、真一目、川上から丹生へ。 そういう神々がおわしますので信仰していたが、地図で見れば一直線。

十一面観音(1)

*この項は未だ理解が難しいのですが後学のためのメモとして。 夜叉と観音=背中合わせ 頭が切れ、頭脳明晰で色香もあり、悪事スレスレのことをしてもなぜか咎められない、悪意がバレない敏腕でありながらも、のほほんとして男に警戒心を抱かせないような女である一方で、邪険に扱えば、たちどころに病死したり災いを招いたりする女。会社の秘密を全て握っていて、関係を切りたくても怖くて切れないような。 それが自分を犠牲にしても弟や妹の面倒を見るような女。溢れる愛情と知恵で子育てをする非の打ち所の