柴田果林

今年50歳を境に、今まで封じ込めていた自分の気持ちを、文章として世の中に発信することを決意! 子供時代、大学留学、就職、結婚、出産、離婚、再婚を駆け巡った半世紀、娘・妻・母親の三つの立場から、日々の出来事をアメリカの東海岸の町から発信します。

柴田果林

今年50歳を境に、今まで封じ込めていた自分の気持ちを、文章として世の中に発信することを決意! 子供時代、大学留学、就職、結婚、出産、離婚、再婚を駆け巡った半世紀、娘・妻・母親の三つの立場から、日々の出来事をアメリカの東海岸の町から発信します。

最近の記事

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      結婚式、新婚旅行を終えると、夫の就職先がアレンジしてくれた引っ越し屋さんが大きなトラックで来て、十人ぐらいの助っ人が家へ一気になだれ込んできたかと思うと、ものすごい勢いで家財を運び出し、全てを紙で包んで、段ボール箱に詰めたかと思うと、あっという間に去っていきました。私と彼は空っぽになった空間に残されて、お互い顔を見合わせました。 いよいよ引っ越すんだねぇ…  坂を降りて、最後の夜に大好きなレストランで食事をして、カルフォルニアに別れを告げたのでした。私たちはチーズ・ボード

      • 留学・就職・寿退社の独身時代を経て結婚に至るまで

        人生の節目・50歳の第二の人生を語る前に、それまでの人生の大きな節目、区切りをまとめる必要があります。 ここでは私のカルフォルニア州の4年間の生活、留学・就職・寿退社を経て、結婚に至るまでの過程をまとめてみたいと思います。 日本の大学卒業後、長年密かに準備していた留学がいよいよ実現することになります。選んだ場所は西海岸。日系の企業が集中しているのは西海岸なので、大学院在学中にインターンをするのに困らないと思ったからです。それから、私の学業の専門分野では、『理論(=Theo

        • 半世紀の節目とは?

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