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ロンドンの健康食事情-イギリスはオーガニック天国ー
日本とイギリス/スペインの間のビジネスを促進する事業を展開しているIntro K代表の佐藤香里です。
今日は、リクエストにお答えして、ロンドンの健康食事情についてご紹介します。
イギリスはオーガニック天国
日本だと、油こくない食事が多く、魚、野菜が簡単に採れますよね。なので、そこまで食事に気を付ける必要がないと思います。
一方、イギリスの食事は、フィッシュアンドチップスに代表されるように油っこい食事が多く、ハンバーガー、お肉、フライ系の食べ物が人気で安い。
野菜やお魚を使ったヘルシー料理を提供する飲食店もロンドンには多くあるんですが、サラダボールが1000円以上するようなところが多く、手軽に利用できない。
さらに、こちらの医療システムは、日本と違って、お医者さんを自由に選べず、最寄りの登録しているGP(General Practitioner かかりつけの診療所)に行き、診断を受けます。さらに、精密検査が必要な時は、GPの紹介を受けて、いわゆる病院の予約を取るのですが、これがよっぽど深刻な症状がないとすぐには、受けられません。
イギリスの医療制度は、こちらに詳しく説明があります。
https://www.london-ryugaku.com/column/nationalhealthservice-generalpractioner/
例えば、私は42歳ですが、日本だと40代の女性は乳がん検診は年に一度受けられます。イギリスは、なんと3年に一度なのです。
また、私は昔から膝の関節痛持ちです。イギリスの寒さで痛みが悪化した時、理学療法をお願いしました。すると、ウェイティングリストに入れられ、なんと半年待たされました。
というわけで簡単には病気になれない。そこで、家での食事に気を付ける人が多いんです。私もその一人です。
でも、一方で、嬉しいことに、イギリスはオーガニック野菜がスーパーで簡単にお安く手に入ります。
例えば、
オーガニックニンジン。イギリス版コープで日本円で500g、200円程度。
オーガニックケール。ケールはイギリスでは、一般的な野菜として、みんな食べています。イギリス最大のスーパーTescoで200円程度。
オーガニックブラウンマッシュルーム、Tescoで200円程度。ちなみに、イギリスは日照時間が少ないので、鬱にならないようにみんな気をつけています。そこでビタミンDを積極的に採るように、GPなどで言われます。マッシュルームはビタミンDが豊富です。
オーガニックオリーブオイルもいたるところで手に入ります。スペイン、ギリシャ、イタリアからのものが多いです。こちらはスペイン産。500mlで私の家の近くのオーガニックショップで700円程度。
オーガニック卵は6個入りで、400円近くするので、手が出ませんが、うれしいことにイギリスは、放し飼い鶏の生んだ卵(free range)が安く手に入ります。こちらは、王室御用達高級スーパーWaitroseのもの。160円程度です。
アルタナティブ食材やサプリも豊富
ビーガン用の食材もスーパーで簡単に手に入ります。
ビーガンじゃない人も牛乳の代わりにオートミルクや豆乳、ココナッツミルクを代用しています。alproは、イギリスでメジャーなメーカーです。特売で1リットル140円ほど。
さらに、日本以上に種類豊富でお手頃な値段のサプリが手に入ります。簡単に、医療にアクセスできない分、サプリがありがたい存在です。ポピュラーなのが、ビタミン系。ビタミンDはみんな取ってます。
私はアマゾンで買っていますが、アマゾンが一番安く手に入ります。イギリス人はレビューを書くのが大好き。私もレビューを読んで買うのですが、イギリス人の評価は過大評価が多いような気がします。期待大で買ったサプリで、私にはあまり効果がなかったものも数知れず。でも、レビューにつられ、つい買ってしまいます。
サプリも、オーガニックの原材料を使ったものが多くあり、人気です。
という訳で、医療以外で、健康を保てる食材、サプリが多いが、イギリス人の健康対策になっています。バランスがとれていますね。
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Intro Kは、イギリス、スペインの市場調査も行っております。