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それって必要?/筆子    感想 1章

私のお片付けと心の師匠、筆子さんの本が出版されました。
この本は、以前KADOKAWAより刊行された単行本を文庫化したものだそうです。

私は長い間、ブログ「筆子ジャーナル」を愛読しています。
筆子さんのお片付けの方法やマインドの持ち方について、いつもブログで学ばせてもらっていて
よく理解しているつもりでいますが
知っているからといってしっかりと実行できているとは限りません。

それに人間(私)は忘れる生き物笑
そして一度できるようになったと思っても、よほど気をつけていなければ元に戻ろうとする力が働きます。
それを嫌というほど経験してきました。
なので、この本で学んだことを今度こそ血肉に変えて実行できるように、ここに感想を記すことにしました。

1章 新品でも使わなければガラクタです

物の捨て方について。
新品でも使わなければガラクタ。
これは、私にとって耳の痛いフレーズです。
私は昔から雑誌やカタログを見て服や雑貨を買うのが好きでした。
服などは着てみて気に入らなかったり、ひどい時は一度も袖を通さずにタンスのこやしになったのが 何度あったことか…

結果的にムダな買い物になったのは
⭐︎一時的なストレス発散
⭐︎てっとり早く理想の自分になるために
衝動買いをして、活用しなかったからです。
 
⭐︎私の野望ガラクタの例(筆子さんの造語で、なりたい自分になるために買ったものの、今の自分と「なりたい自分」との間にギャップがありすぎて、結局使わず、放置してしまったもののことです)

化粧品
バッグ他雑貨
調理器具(フードプロセッサーやブレンダー、なんとかクッカーなど)
大量の保存瓶
お菓子の型、材料
本(中でも大量の料理本)
通信講座の教材いろいろ(中でも色鉛筆画は少し手をつけただけで放置)
通信講座などは、高いお金を払ったのに終了しないまま期限が来たものもいくつかありました。
そんなにお金に余裕があったわけでもないのに
なんとバカなことをしたのかと悔やまれます。
いや、今思えばムダに悩んだり買ったりする時間とお金の余裕があったのでしょう。
そして教材や資料の山を、いつか時間ができたらやろうと思って持ち続けていました。

でも、いつかなんて時間は永遠に来ないのです。
やるのなら、今やらないと。

こんな調子で物を増やし続けて、これじゃいかん、と思い立っては捨て作業をする→
買い物癖は治らず、またじわじわと物が増える
→また捨てる
のサイクルを繰り返してきました。

私が野望ガラクタをたくさん持っていることに気づいたのも、筆子さんの教えに習い
少しずつ不用品に向き合って、今使っていないものを処分していったからです。
捨てていくうちに、自分がどんな状態の時に不要な物を買うのか?何を求めて買うのか?が分かるようになってきました。
それにも関わらず、この夏またやってしまったのです。
夏の初めに自分の好みの服がたくさん置いてある洋服屋さんに買い物に行った時のこと。
夏物を何着か試着して、まあまあ好みに合うし
サイズも合っていて不可はない
そしてそのお店は電車に乗っていくので、次はいつ来れるかわからないと心の中で言い訳をして
5着も買ってしまいました。
やはり、そのうち2着は一度も着ないままでした。
普段着る気がしなくて(暑いし動きにくそう、普段着にむかないが着ていくところもない)お店では欲しい、着れると思ったのに、現実には活用できなかったのです。
同じ失敗を繰り返さないために、これからどうすればいいのでしょうか?
この章にヒントがありました。

それは「買わない生活」です。
筆子さんの「無意識に買っていたら、不用品はいつまでたっても減らない」というフレーズに大きく頷き、これにチャレンジすることに決めました。

買い物に制限をかけると、自分の暮らしに必要なものが見えてくる。
必要なものにだけお金をかけるので、無駄遣いが減り、お金が残る。
そしてそのお金を自分の好きなことに使うこともできるという訳です。
そのやり方が詳しく書かれているので、これを参考に、まずは
1か月⭐︎生活に必要なもの以外はなるべく買わない
⭐︎買い物の記録をとる
ことにしました。

そして、「まだ使える物」だとしても、使っていないのならそれはれっきとしたガラクタ。
さらにスッキリとした部屋を目指して、捨て作業にも励みます。

結びに筆子さんの名言を✨
「簡単に手に入れたものは、なかなか大事にできないし失うのも早い」(筆子ジャーナルより)







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