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母が来たので長野で遊んでみた ③ / 諏訪市・茅野市

その1、2の続きです。


6日目:車山ハイキングと諏訪大社めぐり


初心者でも簡単に登れる車山に行く予定にしていましたが、数日前からこの当日まで、予報は曇り。天気予報とにらめっこしながら、行くべきか行かざるべきか大いに悩みました。
結局「山の天気は変わる!」を合言葉に行ってみることに。
現地は雲間に青空が見え隠れし、近い景色は綺麗に見えましたが北アルプスや富士山の姿は見えず……。

ぐねぐねの道はヴィーナスライン

遠くでグライダーが飛んでいて、夫が「グライダーって知ってる?エンジンがない飛行機なんだよ」と説明するも、ぺちゃくちゃ喋る女二人は何にも聞いちゃいない。3回くらい「ところでグライダーって何?どういう飛行機?」と聞き返して、夫に「さっき言ったよ!」と怒られるおばさん二人。

風が吹くと雲が流れ、近場の山肌がよく見える
登山道は人が少なかったけど、頂上にはリフトで登ってきたらしき人がたくさん


頂上で休憩して、下りは違う道から駐車場を目指すことにしました。
その道中には鹿の群れが生息していて、それを見るためです。

遠くに鹿がいるか気にしながら進むこと数十分。双眼鏡を手にした夫が鹿の群れを発見。
そこには7頭ほどの鹿がいました。

お尻が白くてとってもかわいいけれど、そこらじゅうの植物を食い荒らす鹿は、生態系を壊してしまう害獣でもあるんです。
この日、車山の鹿を観察しているという方に偶然出会い、このエリアのニッコウキスゲ(黄色いラッパ型の高山植物)が鹿に食べられてしまって、今は有毒性のツツジしか残っていないのだと教えてくれました。
ニッコウキスゲの食害を防ぐためか、電気柵があるエリアもあり、なんだかとっても複雑……。

鹿を観察している最中、色鮮やかな雄のキジも発見。
まるで南国の鳥のように色鮮やかなカラーリングのキジ。双眼鏡を通してだけど眼前に見られて一同大興奮。


下山したあとは車を走らせ諏訪市へ。お昼ご飯を食べて全国にある諏訪神社の総本山、諏訪大社巡りをすることにしました。
行ったのは四社のうちの三社。上社本宮と下社秋宮、春宮です。

本宮
秋宮
秋宮

本宮は行ったことがあったけど、それ以外ははじめて。本宮じゃないところの方が趣があって好きでした。神社らしい静けさと厳かさのハーモニー。春宮の写真が一枚もない理由が思い出せませんが、しっかりお参りはしました。

神社と神社のあいだで諏訪湖のほとりに腰掛けて休憩しました。
夕方で肌寒く感じていたわたしたちをよそに、半袖Tシャツで行き交う人がちらほらいて、さすが長野人(かどうかは知らない)と感心しました。
赤ちゃんも半袖裸足。強い子になるんだよー。






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プリチャード香里
最後まで読んでいただきありがとうございます。よければまた、遊びに来てください。

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