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チャーラの季節

ようやく後期の授業がおわりました。
昨日からうれしい休暇です。

昨夜は、3連チャンのトルコ語授業に参加しました。
水曜は、夜7時半から 東京外語大のオープンアカデミーの授業
           タイキ先生の授業です
           あと残すところ1回。
私は頑丈なのか、一度も休んだことがありません。
コロナのせいでオンラインになってから、ここは即日満員になるほどの人気クラスです。潜在的にトルコ語も需要はあるのでしょう。東京まで行くことができない、あるいは仕事の時間で行けないなどが解決できるのがオンラインのよさです。
私にとっては、昨年日本語なしで習ったトルコ語を日本語に結び付けるためにはよい経験になりました。
また、若い先生が頑張っているのを少しでもお助けできたら、と思って参加していたのも事実です。教壇にたって、そこで何の間違いもなく、自信にあふれて授業を展開するというのは、10年くらいの経験が必要だと思うのです。それに文系の先生方って、私たちラボ研究者とは違って孤独なのかもしれません。頑張ってトルコ語業界を牽引していただきたいものです。
ね。タイキせんせ。

これがチャーラ

2つ目は、NPO法人ガレノス協会の主催する「中級トルコ語」です。これはNPO活動でのプロボノとしておこなわれています。トルコと日本の交流のための一つの無償提供プログラムです。
タイキ先生のがおわって15分後に始まります。
こちらは、先生としてトルコ人おサル先生をお願いしてあります。
教科書はTÖMERの中級を使います。この教科書は難しいのですが、練習問題が多いので、これをやると力はつきます。トルコ語の教科書ですが、これはトメルの先生が説明して、それを聞かないと理解ができません。

この所、クラスが日本語訳にこだわるようになってきていたので、おサル先生にたのんで、説明はトルコ語にしょうということにしました。翻訳教室ではないし、日本語に直訳で置き換えるのも不可能なので、そういうのは大川先生が得意なのでそちらでやるのがいいと思うのです。
それに、脳のウィルニッケ野に独立したトルコ語部分を作るためには、日本語を入れないようにしない限り、日本語を経由してしまうので、会話やスピーチは難しいのです。

最初におサル先生に単語クイズをやってもらいました。皆が一つ単語を思い浮かべて、順にそれをトルコ語で説明して生徒が解いていくのですが、クイズみたいで結構楽しいです。私の昨日の単語はチャーラでした。アーモンドの赤ちゃんでこの春の時期に出回ります。塩を振って食べるのですが、彼らは美味しい美味しいと食べます。

その後、中級教科書の文法の問題を解いていくのですが、ここも文章の意味がわからない、単語の意味がわからない、というのを当たった人か先生が別のトルコ語で説明します。
そのページで、自分にとって新しかった単語をつかって、今やっている受身で例文を作って、それをおサル先生に直してもらいます。

昨日は、きっと皆が私を憎んだことでしょう。
ついて行けないじゃないですか!って。
日本語でやってくださいって。

しかし、これが結局のところみなの為になるのです。
高いお金を払って、長距離移動して、何年も文法と読解を日本語で勉強しても、やっぱり身につかない。これは私が体験してよくわかっています。

それよりも、身に付くのは、この方法しかないのだと思うのです。というので、みな我慢してね。3か月後にはかなり耳が慣れて定着していくと思います。
このクラスですが、ガレノス協会の会員(年会費5000円)になれば どなたでも参加可能です。

チャーラの中身

3つ目は、TÖMERの中級O-3のクラスに参加します。これが、夜の12時から始まって3時まで。とても眠いなかのお勉強です。私はこれは2度目なのですが、昨年はイズミル支店の毎朝クラスに参加していました。これも一度も休まずに最後まで参加してしまって修了証書C1までもらいました。しかし、これが私はやはり外国にいるせいか、いまいち。やはりトルコに住んで、トルコ人の家族のいるクラスメートには適いません。というので再びTÖMERの授業に加わっています。

前よりも、ラクにはなっています。が、聴き取りは前のクラスではやらなかったので、これはガチ勉強しないとなりません。
車でこの教材CDは聞いていたのですが、聞き流しは全くだめで、ここの問題を解いてみて、それで聞き取れているのかいないのかわかります。

これは週3日で18500円で2カ月なので費用対効果はかなりいいのです。

これのせいで寝不足ですが、今は戦争の状況も緊迫していてそちらもトルコに近いことや、いつ台湾に飛び火してくるかわかりませんので、しばらくは寝不足+お昼寝生活が続きます。

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