早稲田MBA2年目、学びに終わりなし
このnoteは、早稲田大学大学院経営管理研究科2年の12月に書いています。学期が終わるごとに書く予定だったのですが、2年目も怒涛のスピードで進むこととなり、ついには卒業間近のタイミングまで持ち越してしまいました。修士論文提出日が近づいておりますが、年内にnoteとして記録をとどめておきたく筆をとりました。MBA生活のリアルに興味がある方に届くことを願います。
経営学基礎からスタートアップへの適応
2年目の目標は、1年目に学んだ経営学基礎を基に、もともと在籍していたスタートアップ企業、新規事業関連への適応について学習することでした。
そして卒業要件でもある修論を進めることを念頭に置いていました。
1年を通じて、基礎学習ともなるファイナンスやアカウンティングに多くの時間を要した為、正直スタートアップ界隈の情報のキャッチアップを疎かにしてしまった点は否めません。3カ月もたてば情報が陳腐化してしまう業界を卒業しフルタイムMBAで1~2年を過ごす場合、業界の情報収集については、何かしら対策を考えてもよさそうだと思いました。(私の場合は、縁あって秋学期から独立系VCに関わらせて頂くことになったのですがその話はまた別途書きたいと思います。)
とはいえ、企業活動のとらえ方がガラリと変わる視点をMBAプログラムで習得できたことも事実です。それが良かったかどうかは、卒業してからでないと分からないかもしれませんが、企業の有価証券報告書を読んである程度は理解できるようになっただけでも、個人的には本当に学んで良かった!と思っています。
ということで、2年目の春学期の履修科目には、スタートアップや新規事業関連の情報のキャッチアップを兼ねて積極的に取り組みました。その他、苦手だった管理会計や学び足りていないと思ったTOM系、そして修論に向けてデータ分析を再履修しました。
なお、再履修などには聴講の形式をとりましたが、2022年の夏をめどに、大学側から聴講を認めないというルールが発足されたため、聴講での参加はこれが最後となってしまいました。
帯状疱疹を発症、マイペースに学習
ひとつ前のブログに記載しましたが、今年の頭に婦人科系の手術の為入院していました。春Qは何とか乗り切ったものの、身体の回復が完全ではなかったようで、夏Qのはじめに帯状疱疹を発症してしまいました。
左足のしびれから始まり、あっという間に肌に発疹が広がりました。そして、これがかなり激痛で夜寝られない日々となりました。感染症のため通学を控えていたのですが、幸いにもオンラインで参加できる講義が多く、学習を止めることなく行えたことは良かったです。
症状が改善するのに約1か月を要し、適齢になった際は、帯状疱疹の予防接種を必ず受けようと誓うきっかけになりました笑。ぶり返す人も多いそうなので、身体は資本と捉え、健康第一にしたいと思ってます。
子供の嘔吐と共に終えた集中講義
もう一つ思い出になる事件としては、コロナがまた流行り出した矢先のサトカツ先生の集中講義中、次男が発熱したことです。プレゼン作成に一息ついた直後に園からのお迎え要請。そのままオンラインで参加することとなりました。
ぐずる次男を抱えながら受けたテストも、嘔吐を浴びながら聞いた皆さんの最終プレゼンも良き思い出となりました。
修論作成は計画的に
講義による学習の他、秋学期が始まる前までに修論の目処をつけることを目標にしていました。1年次からいくつかの論文を読み、テーマを模索していましたが、夏休み前には、「ビジネスに生かすには学習したことをベースに、ビジネスプランを作ったほうがよいのではないか」という結論に至りました。なお、早稲田のMBAには修論が課されますが、アカデミックリサーチの他、ビジネスプランも可とされています。
幸いにも家業を持つ身としては、修論をベースに指導教員の元、中長期計画を作成できる機会を得られることにも魅力を感じました。夏学期から月1ペースで指導教員の1on1を依頼し、夏休みの集中講義後から集中して取り組みました。
子どもが小さい為、年末年始に稼働できないであろうと悲観的にスケジュールを組んだことが功を奏し、ブログを書いている時点では、完成が見えている状態です。書式を整えるだけでもかなり時間がかかりますので、まだ完全に完成はしていない状況です。卒論作成のスケジューリングのポイントなどについては、卒業が見えたらまた書き残しておきたいと思います。
ゼミ合宿は偶然が重なり故郷の金沢で
ゼミではカンパニービジットが毎年開催されており、今年は偶然にも地元の北陸が対象となりました。
夜間主ゼミのメンバーが主導となり企画立てしてくれたのですが、地元ということもあり、訪問先の選定などに混ぜてもらいました。暖かい友人知人の方々からのサポートもあり、大変身になるお話を聞く機会を頂戴できました!
経営学を学んだうえで、起業家や経営者の話を聞くことは大変有意義な事のように思います。座学だけではなく、リアルな声を聴くことで、自分なりのケース作成を行うことができ、より身になったという感覚を得ることができました。そして、協力者あってのこと、サポートしてくれた方々に感謝しています。
また、宿泊先としてゼミ生が実家の寺院の宿坊を選んでくれました。みなさんに観光客向けにご案内している書のワークショップや仏教体験を行っていただいたのはとてもステキな思い出です。
そんな感じで2年目を過ごしております。正直学んでも学んでも学びきれないからあと2年くらい在籍したい気分ではあります。そして、実は秋学期の冬Qの今、一番多くの科目履修をしています笑。在籍したい気持ちを抑え、このまま無事に修論を出し、秋学期のレポートやテストを終え、春には無事卒業しMBAホルダーとして次のステップに進めることを願います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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