とても純粋に出来ている


某がたかちゃんに言われるのは

「お前は純粋だから」

純粋って悪い言葉に聞こえるだろうが私は好きだ。

そうそれは誰の色にも染まっていないからだ。

たかちゃんの色に染まりたいってのが本音でもある。

某がホントに求めていた人にピッタリハマる...。

某...たかちゃんに言ったことがある。

「私多分ねお父さんが欲しいのかもね」って...。

某はもう26年くらい母子家庭で育った。つまり5歳くらいにはお父さんというものが遠い空に単身赴任したからだ。

それから何度も正直「お父さん」というものが欲しいと願った。

だけど母は強かった。そんなもの無くても育て上げたんだから。

でも娘たる某は...「お父さん」と言える男性が欲しかった。

で、ひょこっと現れたのがたかちゃんだった。

付き合った最初の頃は

「ウザイ...なぁ。」

って反抗期な某だった。まぁ理屈が筋通ってるから尚更反抗したかった。

だが付き合って4ヶ月も経つと

「あぁこの人の言うことはちゃんと聞こう。」

と成長したわけだ。

東京に上京というのか...な...多分そうなるであろう。に出来た東京の父とも言えるのが紛れもなく彼氏である人たかちゃんだ。

「私はね貴方をお父さんと思ってるんだからね?」

と言った。ずっと言いたかった言葉。もし別れたとしても彼とはずっと繋がって居たいから。

まぁたまにムカつくとこもあるけどそれは...まぁまだ某が子供?だからかもしれないが?

お父さんとしてみてるんだろうなぁ

確信的な事あげる。とある日の電話だった。

某がこの1月休みがちになったのだ。仕事をしかも大好きな仕事をだ。

「お前最近休みがちだな?なんかあった?」

燃え尽き症候群...ちょっと鬱っぽくなっていた。

えっ?いや...燃え尽き症候群なんだと言ったら

まぁお小言だよね。

「そういうとこがお前の弱いとこなんだぞ?」  

まぁこの関係で悩んでたり色々悩みが重なってやる気が迷子になっていた。

もうこちらは...はいとしか言えなくなる。でもちゃんと某の事を気に止めて居たのが分かったから

だって仕事では某は野放しにされている...と言うか...

まぁ仕事では彼氏彼女ではないから。寧ろお互いに仲の悪い振りをしているから。

たかちゃんと一切必要以上に仕事では話さない。それが2人で出した結論。

その方が何となく気を使わなくていい...って言うの?お互いに必要以上に考えなくていい

でも彼は某が思う以上に某をちゃんと見ていた。それが嬉しかった。多分会社では口には出していないだろう。淡々と物事を進めていくだろう。だけど腹ん中では物凄く某の事を心配しているんだろうなって伝わってきた。

長電話が終わると電話の中での事を振り返りながら反省する。

いつもはそんな事が無いのだが?

彼は間違っては居なかったし寧ろ彼は私の事になると腹ん中で心配してくれているんだなと改めて思った。

まぁどこまでがホントなのかは聞いてないので定かではないが(笑)

4ヶ月目で改めて彼の偉大さを痛感したと言う話です。

かおりごはん拝

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