徳を積むとは?
体調不良になって、友人知人のありがたさが心に染みる。
定期的にメールをくれる友人、電話でおしゃべりに付き合ってくれる友人、何かと美味しいもの、可愛いものを送ってくれる友人、大好きな神社仏閣縁起物を送ってくれる友人。
療養生活も2年になると、だんだん忘れられているのかなと思ったり、SNSで活躍する姿に寂しくなったり。
体調を崩してわかったことがある、これまでいつも自分のことしか考えていなかったなあということ。月並みだけど。
体調悪いと、症状について話して、ひかれたり。
相手に心配してもらいたいっていうか「こんなに辛いの、わかって」という気持ちばかりが先に立って。自分自身が、自分の体に起きてる症状に驚いて、なんでこんななの?なぜ?とおののいていた。ずっと。
夫に対してもなんで理解してくれないの?なんで優しい言葉をくれないの?とずーっと思っていた。
でも、一人さんは体調どう?と聞かれたら、相手に心配させないように「絶好調」といつも言っているって。病気でも。
かまって欲しい、気遣って欲しい、世話して欲しい、という親に育てられた。自分が体調を崩すとよく怒られてた。管理が悪いって。優しい言葉をかけてもらえなかったから、私もかけてあげられないし、でも自分はかけて欲しい、そんな人生を50年以上生きてきた。
自分のことしか考えていなかったな。
「人の心を暗くする」「人の心を重くする」「ぐち」「泣き言」「嫌味」は徳を失う。
「人を喜ばせること」「人の心が軽くなるようにする」「人の心が明るくなるようにする」これで徳がついてくる。
徳を積むとは?
ようやくわかったところ。あとは行動のみだね。