夢を叶える
夢を叶えるという言葉をよく口にする。
夢なんてどうせ叶わない、そんな風に思われがちな時代に育った。
いい大学、いい会社、安定した生活、幸せな家庭。
それが夢なんじゃないかと擦り込まれて生きていた時代。
でも最近は違うんじゃないかと思う。
正々堂々と自分の夢を語る人も増えてきたし、何かをしたいと模索する人もたくさんいる。
敷かれたレールの上を歩いている人が勝ち組だった時代は終わった。
ルールなんて破るためにある、と勇気を出して叫ぶ人たちが不良と呼ばれる時代は終わったのだ。
今はもう「会社」という組織に組み込まれることを嫌がり、自分の道を突き進む、その方が生きやすくなる時代がやってきた。
おそらく今の40代、50代でそんな自由な人たちを煙たがる人たちはいるだろう。
だって、自分たちは必死で自分を殺して、世の中が正しいということを身を削ってやってきたのだから。
でもね、人が生きるということの本質を考えて欲しい。
私たちは「自分」を生きるために生まれてきたのだ。
もちろん今まで頑張ってきた自分も自分の成長につながっているのだから認めてあげよう。
頑張っている若者たちもそんな中年層の人達を、「老害」などと邪険に扱う必要もないと思う。
それぞれ違う時代をただ一生懸命生きてきただけなのだから、どれも全て正しい生き方なのだから。
ただ私が今強く思うのは、夢を叶えるという選択をする、その大切さを感じたいということ。
小さな子供からお年寄りまで、みんなわくわくした気持ちを胸に生きていればどれだけ満たされるか。
年齢なんて全然関係なくて、誰でもいつからでも夢を追いかける生き方をすることが出来る。
私は今、46歳という年齢で人生を変える決断をした。
それからの毎日は新しいチャレンジの連続で、新しい出会いや気付き、わくわくに埋め尽くされた毎日を送っている。
もちろん20代の人から学ぶこともたくさんあるし、年上の人の教えも重要だなと感じる。
自分の中の煌めきを大事にすると、他の人のことも大事に出来る。
だから、いつもわくわくして生きていて欲しい。
おそらくその時点で夢はもう叶い始めているのだから。
夢を叶えると決めた瞬間に夢は叶い始めている。
そんなわくわくした人生にしよう。