No.8 感謝を感じ、意図的、能動的、積極的に表現する
しあわせパートナーシップ講座での極めて個人的な収穫
しあわせパートナーシップ講座が、昨日無事終了しました。
8年めとなるこの講座、毎年毎年感動があふれます。誰かへの純粋な想いや優しさ、感謝を表現する場は、本当に温かく、人間っていいな、人生っていいな、誰かとともに生きるって素敵なことだな、と思えます。ご参加いただいたみなさまに心より感謝です。
さて、主催者の末席に座らせていただきながら、毎回自分たちもしっかり講座に参加しておりますが、極めて個人的な収穫をここでシェアさせてください。今年は、感謝のワークの中で、32年結婚していて初めてオットから聞けたことがあります。オットが私に感謝していることは『俺のリズムを大切にしてくれる』だそうです。
そういわれてみれば、そう!
あなたのリズムを大切にしてるよ!
言葉にしてもらって、自分の思いやりと優しさが受け取ってもらえたという喜びと、相手が大切にしていることが、よりわかったという喜びが同時にありました。聞けてよかった。私たちのパートナーシップ、さらに強くなっちゃうかも、でございます。
こんな感謝のやりとりを、職場でももっと起きるようにしていきたいなぁ、と。はたらく場も、人と人とのやりとりだもの。
ということで、本日の「ビジネスリーダー×EQの4つの能力」、テーマは感謝です!
あなたならどうする? 感謝の表現
状況
A: 心の中で(みんながあきらめず頑張ってくれたことは分かってるけど、仕事だから当たり前といえば当たり前。自分自身もメンバーが知らないところで相当頑張ったしな)「プロジェクトの成功、本当に素晴らしかったですね! この調子で次に向かいましょう!」
B: 「このプロジェクトの成功は、お互いが意見を出し合い、困難な中でもあきらめないでやり抜いたことです。リーダーである私もみなさんに勇気づけられ最後までできました。本当にありがとう!」
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EQ解説:一見すると発言は前向きで、表面的には問題がないように思えます。しかし、内心では他者を「心を持った存在」として見ていない様子からEQが未開発かもしれません。EQが未開発なリーダーは、自分と他者をバランスよく捉えることができず(「自己認識」)、自分の成功にばかり意識が向きがちです(「自己管理」)。また、他者の気持ちを理解する力(「社会的認識」)が低いため、感謝の気持ちを伝える重要性を軽視しがちです(「人間関係管理」)。これにより、メンバーのモチベーションが下がったり、リーダーとの信頼関係が損なわれる可能性があります。
EQ解説:EQ能力の一つである「自己管理」能力が高いリーダーは、自分を適切に認められるため、他者からの承認に執着しません。EQが高いリーダーは、前向きな感情がもたらす効果を理解しており、プロジェクトの終了時などの重要な場面で、成功をともに祝い、感謝を伝えることの重要性をよく知っています(「人間関係管理」)。単に「よかった! 素晴らしかった!」と言うだけでなく、具体的に何が素晴らしかったのか、どの点に感謝しているのかを、言葉と態度で伝えます。感謝をしっかり表現するリーダーであれば、メンバーは自分の努力が認められていると感じ、モチベーションがさらに高まり、リーダーとの信頼関係も強化され、結果としてチーム全体の士気が向上することでしょう。
あなたは、職場で、どんなタイミングでどの程度、どのような表現で感謝を伝えていますか?
本日も最後までお読みいただき、あなたの向上心、探求心、しあわせに成果を出そうという姿勢に心より感謝! そんなリーダーがいることで、私も頑張れます。
あなたの日々の「はたらく」が、少しでも幸せな時間になりますように。
弊社では様々なEQプログラムを通して、しあわせに成果を出すリーダー育成、チームづくりをご支援しています。ぜひお気軽にお問合せください。
しあわせリーダーズ合同会社
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