ギヴンに思うこと【彼らの家庭事情~上ノ山家の場合】
世田谷区経堂在住、経済的に恵まれた家庭のイケメンお坊ちゃま。お育ちの良さが何気なく漂う。
しかしながら両親は常に不在らしい。普段の夕食も休みの日の朝食も、家での食事シーンはいつも弥生と二人だ。「弥生ぃ~冷めんぞ~」なんてまるで同棲している恋人たちの会話のようだ。食べながらスマホは「行儀悪いからやめなさい」とか「傘持った~?」とかまるで母親代わり。真冬君が泊まりに来たときも両親は「もう風呂入って寝た」からお布団用意してくれたのは弥生なのかなぁとか、とにかく弟の面倒をよくみている。上ノ山君も洗濯物を干したり忙しい両親に代わって子ども達が家事を担っている。両親の職業は何なのだろう?気になるところだ。しかも、まだ高校生の息子が最近終電で帰宅したのよ、お母さん!この時も遅いと指摘したのは弥生だ。
夜10時を過ぎて秋彦が上ノ山家へお邪魔した時には驚いた。梶さん!怖いもの無しか!ご両親と同居の女の子の家に!えっ?こんな時間に?と思う私は堅すぎるのか?お父さんがご在宅だったら普通に「こんばんは、お邪魔してます。」で済むのだろうか😱そんな私の心配を余所に、上ノ山姉弟は今のところ良い子に育っているようだし、親の愛情に飢えてるようでも無さそうなので問題ないのだろう。お姉ちゃん、頑張り過ぎないでねとは思う。
つづく