今日は第三章の謀攻篇でございます!孫子の兵法は、現代のビジネスシーンが脳裏に浮かんでくるような感覚があって、これは、継続的にベストセラーになるよなあ〜と思いつつ、読み進めています。
↓孫子の兵法とは?↓
戦わずして勝つこと
孫子の兵法では第三章では、戦争は武力で行うのではなく、知力や策略、いわゆる「謀=はかりごと」をうまく使って、戦局を有利に進めることが大事だと書かれています。正面戦争をすることは、どんな場合でも国にとって大きな傷を残してしまうので、最善は、「戦わないで勝利する」ことなのです。
戦の前に戦いを終わらせる!これは、ビジネスにも日常生活にも使える技ですよね。ちょっとストーリー仕立てでこれを解説してみましょう!
鮎川有美の巧みな兵法
敵を知り己を知れば100戦危うからず
有美のストーリーはいかがでしたか?笑さて、謀攻篇には、「敵を知り己を知れば100戦危うからず」という言葉が出てきます。「危うからず」という言葉について私は「100選勝てる」という意味だと思っていたのですが、実はこれ「必ず勝てる!」というイケイケな感じでは一切なく「敵に勝利の機会を与えることがない」というニュアンスのようです。
自分が隙を見せずに、相手が勝利をもたらしてくれる機会を待つという「待ちの姿勢」が感じられます。無理に勝とうとするのではなく、勝利する風向きになってくるのを待つというのは消極的に見えて、実際は一番巧みな戦略なのかも知れません。そして、自分のこと、そして敵のことをしっかり分析するということがそのベースにあるのだなあと思いました。
↓参考図書
↓末次香理について