海外生活ストーリー~北京短期留学編(4)欧米人と学ぶ中国語~
口頭試験失敗した私は、入門クラスで学んだ。しかし、2年間学んできた私とって、さすがに簡単だった。
そこで最初授業終了したあと、レベルを変えてもらうため受け付けへ直行した。
新しいクラスは欧米人多め
日本人は確か3名。欧米人が多いクラスだった。彼らからもいろいろと学んだ。
会話ができる
欧米系の学生たちは会話がよくできた。
というより、できるように見えた!
積極的に発言するので、そう見える。
彼らの最初の一言を発する勇気は、本当に尊敬する。文の構造を考えながら、同時に声にも出していく。この点は私の北京時代、現在の香港の学生もみんなそうだ。
まず言ってみる。先生がなんとか文を繋げてくれる。先生は学生が何を言いたいのかわかろうとしてくれる。
今教師になって思う。学生がう~んと悩んでいる時、
"何が言いたいのかなんでもいいからヒントをちょうだい!どんな単語でもいい"
クイズ番組ように、私は学生が言いたいことをあてようとする。
「こういうこと?こういう意味?これ?」といろんな日本語を出してみる。
学生は「そう!それ!」と言い 、すっきりする。
先生に安心して、知っている単語をぶつけていい。その時の私に言ってあげたい。
たくさん質問する
日本で勉強していたときは、日本人の先生か日本語がペラペラの中国人の先生から中国語を学んでいた。
授業での使用言語は日本語。質問はほとんどしないか、しても日本語で聞くくらいだった。
留学先の先生は、もちろん日本語ができなかった。授業も全て中国語だ。質問だって中国語でしないといけない。
そもそもどうやって質問すればいいかも知らなかった。そんな中、欧米系学生たちは、
「可以说~吗?」
というフレーズを使い、たくさん質問していた。質問が出てくることもすごい。私はまずそこからだった。
教室以外の場所で
ある日ドイツ人クラスメートと外を歩いていた。彼は路上で果物を売っているおじさんのところでふと立ち止まり、話をはじめた。何を言っているかわからないが、おじさんも楽しそうだった。
同じクラスにいる人とは思えなかった。私はまだ外で話すのが怖かった。
学校だけじゃなく、外でも積極的な彼ら。わからなかったらどうしようとかあまり思わないのかな。メンタルの違いなのだろうか。やっぱり外国語を学ぶことに慣れているのだろうか。
後々ヨーロピアンの夫に出会って、彼の勉強の仕方を聞いた。彼は一瞬学校に通っていたが、ほとんど生活の中で中国語を学んでいた。
「俺は人と話して学ぶ!俺の先生はタクシーの運転手さんだ。」
こんなことを言っていたこともある。彼は読み書きがあまりできないが、最低限の文法と自分の業界用語を覚えてビジネスの場で中国語を話すまでになった。私の知らない言葉もたくさん知っている。
彼は全く恐れていない。彼を見ていたら、そもそもどうして怖いのか。人と話すだけだ。わからなかったら、どういう意味?と聞けばいいだけと思えた。
間違えたら恥ずかしい、わからなかったら怖いと思っていた。小さなプライド、恐怖は語学学習の最大の邪魔者だった。私の出会った欧米人たちにはそれがなかったのかもしれない。
まとめ
彼らの勉強方法という勉強対する姿勢はとても役に立ちました。もう一つ勉強の仕方を教わった経験があるので、それをいつか紹介したいと思います。この方法が一番いい方法だったと思っています。
ご興味ある方は是非ご覧ください!