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選挙と引越し

すみません。
先に謝ります。
私は政治に興味があまりない人間です。
選挙?衆議院??ナニソレ??な大人です。
小学生の社会科レベルの知識ですら怪しいです。

漠然と「私一人じゃ何も変わらないのでは…」無力さを感じることもあります。
政治の裏金?桜を見る会?森友問題??
こんなん私一人で変えられへんやん、と思っちゃうんです。

しかし、昨今のニュースでそれなりに興味が出てきました。
(良いニュースも悪いニュースでも)
政治家が変われば暮らしが変わること。
SNSを活用する政治家さんもいて、以前より身近に感じるようになったからだと思います。

…同じように思っている人、いるんじゃないかなぁ。

先月から兵庫県民になりました。
ちょうどホットな人物の元に暮らすことになったのです。

今までは、自分とこの知事って意識したことなかったので、初めて知事の顔をまじまじと見た機会となりました。
「こうゆう人が知事になるんやなぁ」
私の中の知事の顔知識にインプット。
大阪の橋本さん、宮崎の東国原さん、からの3人目となりました。
あ、小池百合子さんを入れると4人目か。


そんな私なので今度こそちゃんと選挙にいこうと思いました。
大人として政治を知らないなんて恥ずべきことだ。
40歳手前で、ようやくそう思えるまでに至りました。


さて。
9月から兵庫県民になった私は、兵庫県での選挙はできないらしいのです。
そのため以前住んでいた長野県の選挙ハガキが届きました。
まぁ、それは予想通り。
住んで数ヶ月しないと(明確な数字は忘れました)、その地域の選挙権は得られないそうです。
うーん、新住所にハガキ送れるんならええんちゃうか…とも思いましたが。

ここでの問題は、元長野県民は長野県に直接投票に行かなくちゃいけないとゆうこと。
郵送などでは対応できないとのこと。
アナログすぎやしませんか。

探せば他に方法もあるかも知れませんが、
少なくとも届いたハガキには”市役所にこのハガキを持ってきてください”としか書いてありませんでした。

色々なご意見はあるかと思いますが、私の中で、選挙のために往復3万円以上はかけられない。
申し訳ないですが、その選択肢はありません。
選挙には参加できずでした。
結果を見守るしかありません。


この出来事を、長野の友人に伝えました。
友人とは市町村が違うのですが、彼女の地区では2人しか立候補者がいないとのこと。
「どっちもあんまりなんだよ…」
どちらに投票すべきなのか。
はたまた、投票をするのかしないのか。
悩ましい決断を余儀なくされたそうです。


10月27日の投票。
投票率は前回より下回り52%とのこと。
速報でそう報道されていました。

コメントを見てみると、
「なんで投票に行かないんだ」
「投票しなかった人は政治のことに文句言う権利すらない」
などなど、辛辣なコメントがありました。

…ですよねぇ。
言っている意味はわかります。
私だってそう思います。
投票すらしてないのに、文句を言う権利なんかないですよね。

でもね、いろんな事情があるのです。
それを一括りにされると胸が痛いです。
代表して言わせていただくと、行かない人にもそれなりの事情があるのです。


早くネット投票ができるようになればいいのに。
今回の選挙で思ったことです。
(前から言われてることですが改めて)

そしたら私のように県外に引っ越した人も、気軽に投票できます。
仕事で予定が立てられない人も投票できるでしょう。
夜おうちでゆっくり政策を見て、好きな時間に投票できます。
ネット環境がなければ従来通り会場に行きましょう。

友人のように選びたい人がいない場合は、ネット投票では解決しませんが他の地区の候補者を見て、応援できそうな政党を見つけ出せるかもしれません。


もしネット投票のマイナス点があるとすれば、モーニング娘。のザ☆ピ〜ス!が脳内再生されなくなることぐらいでしょう。
「選挙の日って うちじゃなぜか 投票行って外食するんだ〜」
我々世代のヒット曲です。
つんくにはネット投票の歌を作っていただき、明るい日本を作っていきたいですね。


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