東京・横浜旅行③「おしゃべり女の二人旅行」
東京・横浜旅行パート3です。
今回の旅行は、長野の友人と女二人旅でした。
私たちの特徴はおしゃべりが止まらないこと。
ほっとけば一生喋ってます。
「かおりとIちゃんは人生の友達やもんな〜」
夫に感心されました。
東京には高速バスで向かいましたが、出発は早朝7時。
そのため5時には起床です。
しかし、バス停で会うや否やおしゃべりは止まりません。
「この前食べた中華美味しかったね〜」
「あの後さぁ職場の人とこんな話してさぁ〜」
「えー、ほんまあの人いい人よねぇ」
「本当に。絶対にいい旦那さんになるタイプだよねぇ」
早朝からやかましいのです。
バスに乗っている間も引き続きやかましかったです。
「お腹すいたねぇ。おにぎり買おうか」
「いいねぇ。おにぎりは何味が好き?」
「うーん、ツナマヨか明太子かなぁ。」
「分かるー!私も明太子か鮭か昆布で迷うかなぁ」
「へぇ昆布が好きなんだ。美味しいよねぇ」
関西人らしからぬオチも面白さも一ミリもない会話がエンドレスです。
そうです。
何がおもろいねん!の極みです。
日本語と喉の無駄遣いと言っても過言ではないレベル。
それでも私たちは永遠に喋っていました。
恐ろしいことに、寝る時以外ずっと、です。
この旅で一番実りのない話題。
それは、寝相の話です。
「Iちゃんは寝相がいい方?」
「私めっちゃ悪いよ。」
「マジで。私も」
早く寝ればいいのに電気を消しても、お互い自分の寝相の悪さを主張します。
「一人でベットでゆっくり寝れるの最高だよね」
毎日隣で寝てる旦那が一番迷惑しているのに、ひどい言い様なのです。
久しぶりに一人でベットを占領でき、朝もすっきりとした気持ちでした。
「私、寝るとき4になって寝るんだよね」
うつ伏せ派?仰向け派?の話題になり、私は寝る時の姿勢を説明し出します。
うつ伏せになって左を向き、左足を曲げ右足はまっすぐにし、文字通り4のポーズになって寝るんです。
「嘘…」
友人はびっくりしています。
友人は仰向けになって、左足を曲げ右足はまっすぐにし、命のポーズになって寝るそうです。
顔の向きこそ違うけど、まさかの同じポーズでした。
人類は左足を曲げて眠ると安心できるのでしょうか。
それとも、たまたま左足を曲げて眠る人間が揃っただけなのでしょうか。
まぁでも本当にくだらない話題よねぇ。。
翌朝は横浜に行きました。
私は人生初でしたが、友人は学生時代に何度か来ていたようです。
「あのホテルで20歳の誕生日お祝いしてもらったんだぁ」
「えー!0:00になったら後ろからギューされたん?」
「そうだったかなぁ。でもケーキでお祝いあったかも」
「ロマンチストすぎるやん!」
「あとね、付き合うときはこの辺りで告白されたよ」
相変わらずキャーキャーやかましいのです。
「でもさぁ旦那にそんなことされても冷めるよねえ」
「分かる〜そうゆうことしたい人なんだって急に冷静になるよねぇ」
「だからさぁ、そうゆうのって若いうちに経験しときたいよねぇ」
「本当だねぇ。大好きな彼氏っていうのが大事だよねぇ」
本当にやかましいのです。
でもね、女って15歳ぐらいからずっとこんな話してるんです。
喋ってる内容は変わらないのに、気がつけばやかましいおばさんになっているのです。
あぁ恐ろしい。
夫には悪いけど、女友達との旅行は最高です。
おにぎりや寝相など、一生役に立たない話題でも30分は時間を潰せます。
過去の恋愛話も思いっきりネタにできて、一生笑っていられます。
もう最後は涙流して笑ってます。
でもそれは夫との良好な暮らしの土台があって成り立つのです。
ありがとう、夫。
あなたのお陰で楽しい旅ができました。
これからも長生きしようね。
by全国の妻たちより。
話は変わりますが、とあるYouTuberの男の子(20代後半)が
「30代の女性って周りにいないから、何を喋ったらいいのかわからない」と言っていました。
ご心配ご無用です。
こんな37歳もいますので、気を張らずに接してもらえたら大変ありがたいです。