夏風邪に!本気のハーブブレンド
つい先日の話です。
保育園年長の我が娘。お楽しみ保育というこのコロナ禍で唯一の保育園行事、かつ、年長の大切な思い出づくりの前日に発熱してしまいました。体温計を見た私は激震が走りました。。。
(コロナ禍で保育園でも数々のイベントが中止となり年長の最大イベントお泊まり保育は泊まりなし20時半終了のお楽しみ保育に)
「参加できなかった」
と悲しい思いをさせられないのでもう本気のお手当です。
ミッションは、次の日までに熱を下げること!
子どもの風邪のお手当
子どもの風邪といえば「葛湯」と「ストレートのりんごジュース」
でも年長の娘はもうハーブが飲めます。今回はきっちり娘の症状を診断し、処方を考えました。
本気のお手当に
東洋医学×ハーブブレンド
ということで悪寒の強い「風寒」でもなく、黄色い鼻水や痰がでる「風熱」でもなく、典型的な「夏カゼ(暑湿)」と判断しました。
風寒には、身体を温めながら熱を発散させる葛湯や「葛根湯」などがいい。風熱には、身体を冷やしながら熱を発散させる菊花などがいい。では、梅雨から夏にかけて多い暑湿(夏風邪)は?
身体のたまった余分な水分を除きながら「邪」(漢方用語。いわゆる細菌やウイルスですね)を取り除いていきます。ということで、選んだのがこちら。
メインハーブはエルタフラワーとスイカズラ。エルダーフラワーの鼻風邪への効き方や発汗はすごいから外せません。清熱のハーブも外せなかったので「スイカズラ」。そのサポートで「菊花」。味は少し苦くなるけど解熱のために。あとはデトックスと利尿にそれぞれ「ダンデライオン」と「ネトル」
氷を入れて辛抱強く少しずつ飲んでもらいました。1時間後には、38.1度が37.1度になった!でも夕方また37.7度になったので根気よく飲ませ寝たら...翌朝はすっかり熱が下がり跳ね上がるぐらいの元気になりました。
もうホントによかったです。
今回の学び…「絶対体調くずせない時は前もって予防しておこうよ」。エキナセアのタンチュメール飲ませておけばよかったと後から思いました。
ローズ水にグリセリン抽出でエキナセアの成分が溶け込んでいて、甘くて飲みやすいのです。
病み上がりハーブブレンド
さて、見事回復し、登園した娘。でもまだ安心はできません。保育園からの呼び出しリスクを減らしたく、「病み上がりブレンド」を持参させました。
病み上がりは免疫システムが頑張った結果、「エネルギー不足」の状態。ゆえに体を温める力が弱いし、新しいウイルスが侵入してくる可能性があります。まだ一部病原菌やウイルスが体内に残っている可能性も。
ですので、風邪のぶり返し予防と体力回復に主眼を置いて作りました。選んだのはこちら。
なつめ・甘草・生姜は漢方でよく使われる組み合わせでもあります。「ナツメと甘草」は気を補い特に胃腸をととのえる。「ナツメと生姜は全身の気の巡りをよくする。
利尿やデトックスにはネトルでもいいのですが、今回は東洋ハーブが多いので味を考慮しトウモロコシのひげを使いました。
ただしこのブレンド、大人にはおいしいけど子どもにはおいしくない。でも娘的に「ハーブ=体がよくなる」という認識なので保育園でも食前にちゃんと飲んでくれました。
呼び出しもなく無事に1日を終えホッと一安心したところです。
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