【カナダコミカレ恋愛:コロンビア君編②】次第に仲良くなり始める
中間試験が終わったあたりごろ、10月の第二土曜日はThanks giving dayである。
アメリカは11月がThanks giving dayであるけれどもカナダはなぜか10月がThanks giving dayなのだ。
この日は2019年に私がTorontoにワーホリをしていた時からのセフレの関係気味だった韓国男の家でお酒を飲んで過ごしていた。(この男についてはまた別編で書きます。)
この頃から少し陽が沈むのが早くなり秋風が頬にあたるようになってきて、気分も落ち込み気味やすいんですよね。
この頃から将来卒業後にどうしたらいいのか、など少し不安になりつつ考えていました。その時の自分に申し訳ないけれども、2年後の現在も就活に苦戦しているのである。
気分が落ち込んだ時は普段通っているCasalomaではなく港の湖に面しているWaterfront campusの図書館を利用していた。
Marketingを専攻したけれども卒業後に就職先はあるのか、これで本当に良かったのか、今からでも専攻を変えるべきなのか、など色々一人で悩んでいたことを覚えています。
火曜日と木曜日は2時間ずつBusiness Conceptの授業がありコロンビア出身のラテン系デーモンアルバーンと一緒のクラスなのだ。
コロンビア君編1の記事はこちら:【カナダコミカレ恋愛:コロンビア君編①】激しい片思いの幕開け
前回の記事にも書いた通り、コロンビア君は、別名遅刻魔くんで午後2時からの授業なのにいつも30分遅れてくるのだ。
教授はいつも出席票をプロジェクターに移して40人くらいの生徒の名前を一人ずつ呼んで出席をとるのだが、5週目あたり以降からついにコロンビア君のところだけ授業開始に"Late(遅刻)”の項目にチェックを入れるというギャグまで始めてしまったのだ。
いつも授業後にTim Hortonsに行くとコロンビア君も先にオーダーしていることが多く、その後一緒に学校の図書館に一緒に戻って勉強したりなどを始めることになった。
コロンビア君は学校へ戻る際の途中にThanks giving dayに何をしていたのか?と聞いてきた。
私は「I met my friend and was drinking alcohol there. (Thanks giving dayは友達の家に行ってお酒を飲んでいた。)」と言った。
そしたら彼は「そうなんだ。Where did you meet her at the beginning? (彼女とはどこで出会ったの?)」と聞いてきた。
私は「Oh Actually, not her. He. I dated him before a bit. (実は女の子じゃなくて男の子だよ。彼とは以前少しだけ付き合っていた。)」と言った。
私がよくつく嘘であるが、付き合っていなくても表向きでは彼氏とか元彼という程で話を展開させるのだ。特に深い理由はないが、自分の中でも惨めな気持ちを払拭し設定だけでも付き合っていたいのだ。
そうしたら彼は「It's not the friend. It's ex. (それは友達って言わないよ。それはex(元彼)という単語を使うべきだよ。)と言ってきた。
私が逆に彼に何をしていたのかと聞くと、彼は「日本人と韓国人の友達と外に飲みに出掛けていた。」と言っていた。
私は「なんか、日本人と韓国人とつるむこと多くない?ラテン系とは遊ばないの?」と聞いた。
彼は「ラテン系はうるさいからあまりつるまない(笑)」と言ってきた。
話を聞く限りいつも日本人や韓国人ばかりのコミュニティにいるようだった。
その後別れ際にインスタを教えて欲しいと聞いたら、「インスタは今休止中なんだ」と言っていた。
あ〜彼女いるんだろうな。とだけ思っていて、そしてWhatsappという北米のLINEのようなものを教えてきた。
その後11月終わりごろ期末試験が近くなり、割と大きな課題が増えてきた。私もいつものように学校の図書館へ残るようになり、たまに会うと必ず話すような関係になっていた。
ある時私が図書館を出て、受付のフィリピンのおばちゃんとと世間話をしていたら、コロンビア君が私を追いかけるように図書館を出てきた時もあった。
しかし9歳も離れていれば特に可愛い少年としか思わない。特になんとも思っていなかった。
ある日、Instagramが復活したから交換しようと言われ、セメスターが終わるあたりくらいにInstagramを交換した。
そして、期末試験が終わり、やっと最初の休暇(冬休み)が始まるというときに彼から連絡がきた。
「明日もし空いてたらコリアンチキンを食べに行こう!」という連絡だった。
私は冬休みに入り、2~3週間ほどの休みではあるけれども英語に常に触れていたかったのと、まだ友達もあまり多くなかったので、もちろんその約束にはDownだった。
(Downというのは約束に対して賛成!という意味です。イメージとしては膝を落としてそのまま約束に降下していくイメージ。I'm down!などがよく使われます。)
クリスマス前後に韓国チキンを食べにいくことになった。これが私の惨めで哀しくて淋しい、毎日泣いて、私自身が情熱的に彼を思うことになった最悪のきっかけだったのです。
To be continued,,,,,