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ディストピアに生きている実感

こんにちは。
2025年2月26日、先週の大雪から打って変わって晴れた日々が続いている。雪は溶けてきたけれどもToronto住民の雪かきのおかげで滑ることなく歩ける道がちゃんと開いている。普段怠惰なToronto人も大雪があった際には住民が一斉に雪かきを開始する姿は感無量。小さい頃から掃除のように行っている習慣なのだと実感。ちなみに私の彼氏くんも家族思いの次男坊として必死で雪かきを行った結果、腰を痛めたらしい。(長男が家族に貢献しないジャンキーな引きこもり君ということでいつも彼氏君が家族の運転手や、家事、お母さんの買い物の手伝いなどを懸命に手伝っている。)

たまに私よりお母さんの方を優先しているのではないかと思う時もあるけれども、私の父親も若くして未亡人になった私のおばあちゃまのところへ毎週のように顔を出している姿を見ているので、息子への母親の愛というものはそういうものなのだと理解している。結局男の子はママボーイなのだ。


私が全てに明るさを感じていないのか、それともカナダ全体が暗い雰囲気に包まれているのかどちらかわからないけれども、若い世代は皆、時が止まったまま、皆仕事もなく(あったとしてもパートタイム)未来のことについて無理やり明るく振る舞うことしかできないようになっている。
タイタニックの映画の中で逃げ遅れたお母さんと息子さんたちが傾いていく船を無視したまま部屋の中で読書を続けていく姿と似ていると思った。しかし、皆解決策もわからないのだ。

George Brown を卒業して1年弱経ったが、久々にあった友達も波長が合わなくなったり、性格が変わってしまった友達もいる。(私の性格が変わってしまったのかもしれないけれども)みんな聞いてみると失業に遭っていたり、仕事をわざわざ探していなかったりする。

聞いている音楽はKendrik, Sabrina Carpenter, Drake, WEEKEND、似たような曲調ばっかの音楽。(個人的にKendrikの才能と曲は好きです)


彼氏の実家(Mississauga)に二日間泊まったけれども、半地下で酸素が薄いせいか二人とも一日中寝て、起きて、食べて、添い寝して、気が向いたらセックスして、何も生産性のない3日間を過ごした(二泊3日)

起きたら似たようなPOPソングをSpotifyで流してただ意味のない会話をする。

あまりにも退廃的すぎると思った。北米のZ世代に希望と未来はあるのか?




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