私がリクルートを辞めて、スタートアップに飛び込んだ《たった一つの理由》について

・優秀で本質的な会話のできる魅力的な上司や同僚
・実績を出せば20代でも800~1000万円稼げる高収入の給与モデル
・丸の内の一等地に建つ立派なオフィスビルに、リノベしたばかりのキレイなフリアドオフィス
・副業OK、フルフレックス、新規事業起案に、部署異動の希望も出せる柔軟な制度
・社員教育に投資し、「社員のwillの実現」に真剣に向き合ってくれる社風
・時短制度や時限制度を適用しても、フルタイムと同じ給与が支給されるフェアな給与制度

この素晴らしい条件が揃うのが、私が先日退職したリクルートキャリアです。

こんな素晴らしい会社みたことなかったし、こんな素晴らしい環境で働けることは幸せでした。
その上同期にも恵まれ、上司や同僚にも恵まれ、お客様にも恵まれて、仕事そのものは楽しく感じてたし、何の不満もありませんでした。

それでも私は、リクルートを辞めたんです。

なぜかって？

それは、このままリクルートにいても《なりたい自分にはなれないのだと気付いたから》です。

時は入社してすぐの飲み会に遡ります。
笑いながら私は、こんなことを言ってました。

「これから何を目指して生きて行けばいいんだろう・・・。」

そう、私はリクルートキャリアに入社してから、今までの人生の支えだった《夢》を見失っていました。

今まで《なりたい自分》があり、その目標や夢に向かって邁進することが自分の支えになり、苦しいことも上手くいかないことも頑張ってこれましたが、リクルートに入ってからはその感覚がなく、何をみてもときめかず、ワクワクすることはなかったんです。

リクルートに入る前は夢を持った起業家だった

私はリクルートの前、「人生に悩む女性が、自分らしく幸せな人生を送るためのサポートや発信がしたい！」というビジョンの元、自分の人生を変えてくれた留学を伝えるために、留学エージェントLifeStylesを起業し【留学×キャリア領域】で毎日楽しく活動していました。

そんな時に、人生の事故と言う名の「最大の失恋」をし、会社も一人、プライベートも一人、に耐えきれなくなり、会社員に戻る決意をしました。（もちろん、それだけではなく、24歳から起業してたので優秀な人のもので学び直したいとか、キャリアについての知見を増やしたいとか、そう言うちゃんとした理由もありましたが、失恋なければ、就職してないのです・・・）

今思えば、そのとき一緒に、夢もどっかに落としてしまったのかもしれません。

入社後の私はというと。。。

さて、入社後の話に戻ると、会社にも慣れ、仕事も成果を出せるようになってきた頃、【表彰していただいても、目標達成しても、ワクワクしない自分】に気付いてしまいます。

何がダメなんだろうと、ずっと考えてました。

自分らしさを取り戻したくて、副業したり、過去の日記読み返したり、本読んだり、色々してましたが悩みは解消されず悶々としていたときに、現在の会社の社長メイちゃんに再開。

私には無くて社長に必要な器を持ったメイちゃんとの再会

メイちゃんはすごい。

1年半前に相談をもらった時「叶えば最高だけど、難しそうだ」と話していたビジネスを形にして、伸ばしているんだから。どっか、申し訳なさを感じつつも、メイちゃんへの興味や尊敬は増していました。

そんな中での再会で色々話していく中で、私自身まだ成し遂げられていなかった「人生に悩む女性が、自分らしく幸せな人生を送るためのサポートや発信がしたい！」という夢があることを改めて思い出しました。正直、気付いた瞬間は、「どうせ無理だろうな」とか「難しいしな」と言う感情がありました。

だけど、メイちゃんは何の疑いもない綺麗な眼差しを私に向けて言うんです。

『かおりちゃんの夢、叶えようよ！1人じゃなくて、仲間と一緒なら大丈夫！』と。

それが麻酔から醒めて自分を取り戻した最初の言葉でした。

その時初めて、起業していた時のワクワク感を思い出し、ようやく自分に魂が入ったような気持ちになり、涙が出そうになりました。
死んでた感情が蘇って、目を覚ました感覚でした。

それでも最初にも触れたようにリクルートは素晴らしい会社です。
簡単に辞めるなんて決め切れません。
だから、1週間もらいました。1週間先のアポを先に取り、そこで正式回答するから考えさせて欲しいと・・・。

会社を辞めるか迷ったときに私がしたこと

すぐに過去にお世話になった多くの経営者の皆様に連絡し、時間をとっていただきました。
毎日誰かに会って、毎日相談しなから考えを整理し、会社の先輩にも相談し、毎日熟考の末、退職を決意いたしました。

会社辞めるって怖いんだね

ジョブホッパーで無謀に起業しちゃうような私でも、正直今回の転職は怖かった。
初めて転職する人の怖い気持ちに気づきました。

長くなりましたが、そんなわけで私はリクルートという世間でいう安定を捨てて、世間でいう不安定なスタートアップに飛び込みました。

最後に・・・

私がリクルートを辞めて、スタートアップに飛び込んだ《たった一つの理由》・・・・・

それは、《自分らしく生きて、夢を叶えたかったから》。

ただそれだけです。

どう転ぶかなんて今はわかりません。プレッシャーもあるし、不安もある。

だけど、今、最高に幸せで、最高に仕事も人生も楽しいです！

メイちゃんを信じて、同僚を信じて、事業を信じて、そして、自分を信じて頑張ると決めたから。

これからのポジウィルのこと、私のこと、応援してもらえたらとっても嬉しいです！

おわり。