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良く寝る子がそのまま大人になるとどうなるか

春眠期間を迎えたらしい堀井香里です。
いつにも増してよく眠れます。
眠れずに薬が必要だった時もあったことを思えば有難いことですが、でも、「寝てばかりで時間が勿体ないかな?」と少しは思うようになったのは私が年を取ったからなのでしょう。
今日は「よく寝る」私の人生を振り返って、思うことを書き連ねたいと思います。

よく寝る子

私は父母にとっての第一子ですが、赤ん坊の頃からとーってもよく寝る子だったそうです。
寝てばかりで泣かないため、ちょっと天然が過ぎる父は私が産まれたことを忘れたことがあったらしい。
・・・どういうこと!?(;´Д`)

早寝の子ども時代

堀井家では子どもは20時半に就寝で、21時までのテレビを見たくとも、20時半になると妹と共に子ども部屋に追いやられていました。
この生活は小学校6年生まで続きます。
おかげで学校での友達の会話には全然付いていけませんでした。
とんねるずが流行っていたけど観た事なかったなぁ・・・

中学生になり周囲との就寝時間の差に唖然とする

小学校5年生を過ぎた頃から、20時半に子ども部屋に追いやられた後も21時頃までは本を読んだりしていましたが、まあ、21時半には寝ていました。
そして中学生になり定期テストが登場。
友達はテスト前は24時頃まで勉強しているらしい事を知りました。
この時の衝撃!
基本的に真面目だった私は自分もその位勉強せねばなるまいと思い、24時まで勉強にチャレンジしてみましたが、全然ムリ。
気が付けば机に突っ伏して寝ていて、冬にはひざ掛けを電気ストーブで焦がしてしまったことも((+_+))
焦げ臭さに気付いて起きて良かったですが、本当に危なかった・・・。
そんなわけで、小学校の高学年からは、中学生になってからの生活を見越して極端な早寝はさせなくて良いように思います。
慣れるまで本人が大変ですし、下手をすると家が焼けちゃうかも。

24時に寝る高校生→怒られるΣ( ̄ロ ̄lll)

中学生から試行錯誤をして、高校生の時には24時まで勉強できるようになっていました。
高校3年生、いよいよ受験生になった時、先生との面談時に生活状況を聞かれたので「24時まで勉強しています!(実際は毎日じゃないけど)」とやや盛り気味に答えたところ、「おまえ、受験生なのに何でそんなに寝てるんだ!昔から4当5落って言うだろ!」とガチで怒られましたΣ( ̄ロ ̄lll)。
お若い方もいるかもしれないし念のために説明すると、4当5落とは4時間しか眠らずに勉強した人は合格するけど、5時間眠る奴は合格しない!という、受験勉強についての昔の格言?迷言?脅し?です。
ちなみに当時の私の起床時間は7時だったので、7時間睡眠でした。
思えばこれが「よく寝る」ことを正面切って咎められた最初の経験かもしれません。

大学生~つい数年前まで

結局私は、7時間は寝たい!(というよりそれ以下だと体力がもたない)大人になりました。これが理由で、人から白い目で見られたことが何度あったのか、ちょっと分かりません。
残業で寝不足が続き社用車を街灯にぶつけたこともありました。根本的な問題として、私は「寝不足でボーっとする」度合が一般的な人より高いのだと思います。それが分かっているので、どんなに仕事が忙しくても22時には絶対に帰宅するようにしていましたが、それに嫌味を言う人も居ました。
嫌味言われてもね・・・また街灯に社用車ぶつければ良いのかい・・・等と思っていましたが、コロナ禍により仕事が減り、残業も無くなりました。
時代も変わって、「7時間寝たい大人」にも市民権が与えられるようになりました!嬉しい。睡眠時間の大切さを説く人が増えたり、「睡眠負債」という言葉が広まったおかげだと思います。

そして娘も

大人の7時間睡眠が「長い」かどうかは分かりませんが、たとえ「長い」としても、体がひとりひとり違っている以上、必要な睡眠時間も違って当たり前ですよね。
そんなに寝る必要ないとか、〇時間睡眠で寝不足なんておかしいとか、他人の睡眠に口を出しても意味がありません。
このことを、私自身がよーーーく心に刻もうと思います。
そうすれば、中学生になっても22時に電気をパチンと消して寝てしまう娘に対して、いらぬことを言わずに済むはずです。
基本6時半起床だから8時間半睡眠ですけど・・・うーん?長眠が遺伝したのでしょうか?
予想通りに娘も「良く寝る大人」になったとして、それを咎められないで済む世の中になっていると良いなぁと思います。

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