コーチングで人生が変わった話「呪いに気づき、涙と決断。」
こんにちは!伊藤香です。
2023年8月からMindset coaching schoolで、本物のプロコーチになるべく日々学んでいます。
このnoteでは、スクールでの学びはもちろん
私自身に起きた変化についても綴っていきたいと思います。
最終的にどうなっているのか…
私自身にも、まったくわかりません!w
そこも含めて楽しんでいただけたらと思います。
なぜコーチングを学ぼうと思ったのか?
ここは大きく2つあります。
1.自分の人生をもっともっと楽しみたい!
2.まわりの方の人生をより良いものにするお手伝いをしたい!
わたしは昔から、自分がまずは体感し心から「良い!」と思ったものをまわりにも伝えたいという欲求が強くあります。(これがwanttoと言われるもの)
コーチングを知ったのは、夫が先にコーチをつけて人生が劇的に変わったことがきっかけでした。
「〜しなきゃいけない。」
「〜したいけど、できるわけない。」
そんな風に言い続けてきた夫が
”自分の人生を生きる決断”をし行動を変えていった姿を間近で見て
「これはただ事じゃない!コーチングすごすぎる!!」とコーチングの威力を感じました。
ちなみに妻であるわたしも
「やりたいことがあるならやったらいい」
「仕事もイヤなら辞めたらいい」
と言い続けていたんですよ。
でも、変わらなかった夫が、劇的に!そして爆速で変わっていったのです。
「なにが起きたんだ?!」という衝撃とともに
「わたしも、もっと自分の人生を生きたい!!!」と強く思いまずは、コーチをつけることにしました。
しかし、そこでわたしは大きく人生を変えることはできず「自分には、なにもない…」と自信を喪失してしまったのです!w
それが前回の記事にもある通り、「自分の好きなこと」すらわからなくなっていました。
エステサロンのオーナーで
スタッフを雇用していて
たくさんのお客様を抱えていて
2児のママである…
そんな本来の素の自分ではない
後からついたアイデンティティに縛られてしまっていたのです。
その後、少しずつ自分らしさを取り戻していくなかで
自分がやりたいことは「人の人生を大きく変えること」だと気づきたくさんの方に背中を押していただいて、プロコーチを目指すことに決めました!
"お母さん"という鎧
スクールはだいたい80名ほどのメンバーで半年間一緒に学んでいきます。
そのなかで、2ヶ月先にスタートする「先行メンバー」として8月から学びをスタートしていきました。
1回目の講義は日曜日の13:00〜17:00まで。
夫は仕事で、子どもたちを実家に預け少し申し訳ない気持ちも持ちつつ、ドキドキしながらPCの前に座っていました。
半年のスケジュールはすべて出ており、そのすべてが週末でした。
子どもたちをどうする問題がありつつも、とりあえず全日程実家にお願いしました。
これ自体も、それまでの自分なら「ムリだな」と諦めていたかもしれません。
でも、「絶対プロコーチになる!」という気持ちがあったから実家に頭を下げてお願いし、全日程をおさえました。
今ならわかるのですが、「お母さんだから、できない」は山ほどあります。
お母さんだから、という理由でいろいろなことを諦めてしまっていました。
したいけど、できない。
これではストレスがかかりすぎるから
そもそも「自分のやりたいことを考えない」とか
「子どもたちと行くなら、どこがいいだろう?」とか
お母さんになってからの4年間で、とても大きな鎧となって自分の行動を抑制してしまっていました。
「お母さんだから」ではなく
自分が本気でやりたいか?やりたくないか?
やりたいなら、なにがなんでもやる!
やる方法を考える!ということが重要だと今は考えています。
先行講義#1で呪いに気づく
さて、どきどきの中始まった講義!
コーチングはバランスホイールの全領域を取り扱います。(バランスホイールについてはまた別の記事に)
本来は「仕事」の領域でゴール設定をしたいのですが
これがなかなか難しい。いきなりはできない場合も多い。だから、「先に趣味のゴール設定をしよう!」となりました。
その中で
「趣味は誰の役にも立たなくていい、立っちゃダメ!」
「自己満足で好きなことしたらいい!」
そう言われ、わたしは目からウロコでした。
「役に立たなくていいんだ…」
そう思ったのを今でもハッキリ覚えています。
わたしの中に
・ムダなこと、意味のないことはしちゃいけない(したくない)
・人の役に立たなきゃいけない
・人に迷惑かけちゃいけない
といった思い込み(ビリーフ)があったんだと気づきました。
もっと深く入ると
「自分の好きなことを好きなようにすると、まわりに迷惑がかかる」
こう思っていました。
(これは過去の体験やトラウマなどでできてしまう思い込み)
だから
「なんでも好きなことしていいよ」
この一言が衝撃でした。
さらに、学校長である李さんより指名していただき
「かおりはんはなにやりたいのー?」との問いに
「わたし、バンドでボーカルしたいです!!」
と迷いなく答えました。
その際に
「おー!目立ちたい奴やな!w」とツッコミがありました。
その後の会話は、ほとんど覚えていません。
なぜなら、自分に「目立ちたい」という欲求があることをすっかりうっかり忘れていたからです。
正確には、その欲求を封印していたから、です。
それを思い出して、愕然としていたのです。
大きな思い込みと落とし穴
8年前にわたしは独立し、サロンをオープンしました。
高校生のときから「いつか、みんなが集まれる場所を創るんだ!」と思いを馳せていたことが、ようやく現実となる瞬間でした。
このときのわたしには、喜び以上の不安がありました。
当時、自分の師匠であるオーナーに
「サロンオーナーは目立っちゃダメ」
「お客様を輝かせるのが仕事だから」
そう言われ、それを信じ、目立たないように
自分の責任を全うしなければ…と仕事をしていました。
ずっとあった違和感やなんとなくしっくりこない感じ…
その原因のひとつはこれだったんだ。
・本当は目立ちたいという本音があること
・そもそも、昔から目立つタイプの人間であること
・それにより仲間が集まってくれていたこと
根拠もない、勝手なルールを信じ込み
自分らしさを発揮できていなかったのです。
決断!
「なんて自分らしくない8年間を過ごしてしまったんだ…」
と、気づいたことで涙が止まらずおいおい泣きました。
そして
「今のサロンは手放す」と決断しました。
これまでも、何度もその選択肢が頭をよぎったこともありました。
しかし、関係者と何度も話し合いをするなかで
「やっぱり頑張ろう」「今やめるなんて自分勝手だ」「続けるべきだ」
そんな風に選択していました。
でも、もう迷いはありません。
翌日には、関係者に連絡し閉店の準備を進めました。
恐らく、わたしの心が決まっていたのでいつも引き止める関係者も今回は止めることはありませんでした。
むしろ、わたしの選択を応援してくれました。
本当に感謝しています。
最後に
長年の思い込みや、間違った解釈、これは誰しももっています。
ここに介入し、思い込みをはずしニュートラルな状態にするのがコーチの役目です。
人は、
・思っていること
・言ってること
・やってること
これがずれていることが多々あります。
本人は嘘をついているわけでもなく
ごまかしているわけでもありません。
脳の仕組みがそうさせてしまうのです。
知れば知るほど奥が深いコーチング!
わたしはたった1回の講義で、人生が大きく変わり始めました!
この過程を、今後も綴っていきますので
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