『あり方』で子育てする
私がなぜ、『子育てのやり方』ではなく
『あり方』を伝え続けているのか?
子育てはロングラン。
親子の関係は一生続きます。
それを小手先のテクニックでしのげる程
子育ては甘くない。
子どもは一人の人間です。
尊重しないから
どこかで歯車が合わなくなるのです。
多くの人が
『どうしたら子どもが動いてくれるのか?』
『どんな声掛け、どんな対応が良いのか?』
『どうすればいいのか?』
その『やり方』ばかりを知ろうとしますが
それを知ったところで
お子さんは親の思うとおりに動くでしょうか?
本当の意味で意思疎通ができるでしょうか?
一番大事な信頼関係が築けるでしょうか?
人とのコミュニケーションの本質は
『あり方』が重要だと思っています。
ママの存在とは、
子どもにとってどんな存在なのか?
お子さんとの信頼関係は『ゼロから』
構築します。
他人との信頼関係を築くより
ずっとずっと大変です。
でも、お子さんとの信頼関係を築くことが
子育てではどんなことよりも重要なのです。
それが子どもの生きる力になるから。
人間は
身近な家族ほど、期待しすぎてしまうものです。
イライラをぶつけてしまう、責めてしまう対象になりやすいです。
ですが、
一番大切にしたいのは一番身近な家族ですよね。
だからといって
『家族だから分かって欲しい』
『家族だからわかってくれる』
これでは、信頼関係は築けません。
家族だからこそ、
それぞれ一人の人間として尊重して接するその『あり方』が
程よい距離間で信頼関係が築ける秘訣だと思っています。
子どもだからと言って
過干渉にも過保護にもならず
子どもも一人の意志ある人間です。
0歳でもしっかり意思を持っています。
それを尊重しサポートしてあげる。
これがママのあり方であって
それは『やり方』を学ぶだけでは
到底上手くいきません。
表情は他人のためにある
これは私が初めて聞いたとき
ハッと気づかされた言葉です。
あなたも人の表情で
自分の気分まで落ちてしまったこと
ご経験があるかと思います。
人の表情が雰囲気を作ります。
職場で上司の機嫌によって
空気が変わりますよね。
イライラ機嫌が悪いとピリピリしませんか?
素敵なカフェの空気は
店員さんも笑顔で心地よい空気が漂っていますよね。
どちらの空間にいても
その雰囲気を受け取り、自分も同じような感情になりませんか?
こうやって表情によって雰囲気が作られています。
表情を作るのはママの心ですよね!
そして感情は伝染するんです。
どんな表情を見せているのか?
表情は自分のためより相手のためのもの。
身近な人へ何が出来るのか?
一番最初に表情から変える。
そうしたらあっという間に周りへ伝わり、
周りのモチベーションもグッと変わります。
それには『あり方』を整えていかないと
なかなか変えられるものではないのです。
イライラしている時や自分の普段の顔、
しっかりと見ているでしょうか?
素の顔をお子さんは常に見ています。
ママが大好きですからね。
どんな顔を見せているでしょうか?
どんなパパでもやる気はある
これはママ自身が
パパを心底信頼できるかどうか。
これにも『あり方』が必要です。
どんなパパでもやる気はあるんです。
ママや家族の為になりたい!って思ってるんです。
それをママ自身が感じられれないのであれば
・お互い目を向けているところが違う
・やる気を失わせてしまう対応をしている
どちらかになります。
恐らくパパは
仕事して稼いで家族を守るという気持ちが強いと思います。
だからそこに全力なのです。
でも、ママはもっと違うところで助けて欲しいですよね。
それを伝えないと伝わりません。
伝えてもやってくれない、伝わらないのであれば
あなたの心がパパの心に伝わっていない可能性があります。
あなたの心がパパの心の奥底に届いたとき
パパは必ずあなたのスーパーマンになっているはずです。
届けるためには
やはりその時の言葉だけではダメなのです。
普段のあなたのパパへの『あり方』が大きく関係してくるのです。
何を言うかより、誰が言うか?
『子どもが全然言うことを聞いてくれません。
どう声がけしたらよいでしょうか?』
良く聞くご相談です。
人は正しい事を言われても
信頼できる、尊敬している人の言葉しか受け取りません。
だから言うことを聞かないからって
責める、強く言う、これらは全て逆効果です。
余計に言うことを聞かなくなります。
『じゃあどうすればいいの?強く言わないと聞かないから!』
と、思われるかもしれませんが、
『うるさいからやろう』
それでやっているだけで
子どもの身には全くなりません。
聞かないには聞かないなりの理由があるのです。
やはりこれも普段から
子どもへのどんな状態で関わっているのか?
ママの『あり方』なのです。
小さなお子さんであれば
理解していても必ず行動できるかといえばそうではありません。
だからこそ、
そんな時のママのあり方も重要になっていきます。
そこでイライラして怒ってしまっては本末転倒です。
常に矢印を自分に向ける
人は相手を変えようとします。
相手に変わって欲しいと思います。
もっとよくなって欲しいんです。
でも…
相手を変えることはできません。
でもでも、
人は変わることはできるんです。
変われないのではなく、
今変わっている途中なんだ。ということ。
だから『この人はこんな人』と
変われないレッテルを貼るのはやめてください。
あなた自身が相手を変えなくさせてしまうだけです。
相手に変わって欲しい。
そう願うのであれば
相手を変えようとするのではなく
相手が変われるように種まきをしましょう。
その種まきとは?
自分に矢印を向けて
自分の普段の言動やあり方を振り返ること。
それってとっても難しいですが、
まずはどんな時でも自分い矢印を向ける。
『自分が相手をそうさせているとしたら???』
と、考えてみてくださいね!
自分に矢印を向け『あり方』を磨き、
自分のことが分かるようになってくると
相手の心が手に取ってわかるようになっていきます。
自分を客観的に見れるようになってくると
どんどん自分を知ることができます。
その為の
身体で確立する自分軸なのです。
身体で自分軸を確立すると
色んな自分を客観的に見れるようになります。
ママのあり方についてはこれからもたくさん
投稿していこうと思いますので
楽しみにしていてください!
今回も読んでいただき、
ありがとうございました!
講師プロフィール
体感学®認定インストラクター
親子コミュニケーションコーチ
1982年生まれ、埼玉県出身
18年のセラピスト活動で
約2万人の心と身体を整えてきました。
体感学と出会い、
自分で自分を整えられるようになり、
自分らしく育児することができました。
自分で自分の人生を作っていく子を育てるには
ママが自分を整え
自己コントロールができるようにすることが
最重要事項だと再認識し
『ママの心の在り方』を伝える活動をしています。
『自分の心が戻る場所』を知って
もっともっと楽に、楽しく
子育てしませんか?
子育てはシンプルです。
親自身、自分を上手く扱えるようになると
子どもは自立し、健やかに育っていきます!
〈Instagram〉
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