おやつのことで
食べるおやつのこと
「おやつ」って楽しみですよね♪
子どもの頃は1日の栄養のバランスを補う目的も…とか言われるけど、食べることの楽しみはいくつになっても大事!
「美味しいものは、幸せな気持ちにしてくれる」という言葉があったような・・・?
子どもが大きくなるときに「食育(しょくいく)」について、いろいろなところでお話を聞くことがありました。
“好き嫌い、どうしたらいい?”
“たくさん食べてくれない・・・”
“大人とおんなじ味付けでいいの?”
白ご飯しか食べないという子もいたり、野菜がだめだったり、アレルギーのあるときには、毎食気をつけないといけなかったり。
赤ちゃんのころはとにかく「飲んで」くれたら、離乳食が始まったら「食べて」くれたらとりあえず安心してました。
(私の場合、上の子以外は完全母乳だったので「飲む」量はわからなくて、ある意味そこは気にならなかったかもです。母乳については、また機会があれば・・・)
それは「食べること=生きていくこと」につながっているからですよね。
それと、もう一つ、食べることって心にも影響があります!
ひとりで食べるご飯、寂しいですよね・・・
おやつをみんなで食べるとおいしさ倍増しますよね。
おなかがいっぱいになっても、なんだか満たされた感じがしないことってありませんか?
この味、おばあちゃんのおうちのと一緒! とか
食べることが思い出になることもあります。
色々ありますが、ザックリとまとめてしまうとありきたりな
「バランスのとれた食事と環境」って言うことになるでしょうか。
おやつの本
実は、絵本にも「おやつの本」があるんです。
児童書や絵本、子どもの本と言っても色々あります。
何年も読み継がれてきた本
昔話や民話
キャラクターや付録のついたもの
生活場面、知識(学習系)のもの
ファンタジーの世界へ誘ってくれるもの ・・・ETC です。
※※※
買い物のついでに、週に2~3回は書店に行くのですが、
児童書・絵本コーナーで
「子どもが選んだ本と、大人が買ってあげたい本が違う」 とか
「大人も何を選んだらいいのかわからず、とりあえず知育物を選ぶ」とか
「話題になっている(流行っている)ものを選ぶ」とか
等々、本を選んでいる人見かけます。
絵本といっても、薄いペーパーバックのもの以外は結構、いいお値段がします。大人は子どもにとって「良い」(と言われるような)本を選びたいですよね。
けれど、子どもにも「えらびたい」気持ちがあって、何に興味や関心があるのかを知るきっかけになったりします。
先に、「おやつの本がある」と書きましたけど、子どもにとって楽しみな本・おもしろいと思う本は、「おやつ」と一緒じゃないかなと思います。そして、その本はもしかしたら、おとなの思っているような「良い」本ではないかもしれません。
そもそも、「良い」本というのが、どんなものなのかは人によって違うと思うのです・・・。子どもの心を育てるということに向いているという本はたくさんあります。けれど、受け止める子どもによっては内容がまだよく理解できなかったり、本を介した思いがあったりすることで、本に対する受け止め方も違ってくるのではないかなあと思います。本人が興味があれば問題ないかもしれませんが、関心のないものばかり与えられると、本を楽しめなくなりますよね。
自分が「面白い!読んでみたい!」と思っている本を「そっちはやめて、こっちにしときなさい」って言われたら、なんだか自分を否定されたような気持ちになりますよね。あるいは、(本当はこの本が気になるけど、きっともっと字がいっぱいあるのを選んだ方がいいのかな)と考えたり、結構子どもって大人の気持ちを忖度してることも・・・。
だからとはいいませんが、本を選ぶとき小学生くらいになると、どうしてその本を読んでみたいのか、ちょっと聞いてみるのもいいかと思います。
赤ちゃん絵本の中にはボタンを押すと音の出るものもあったり、中には工作するもの、書き込むものもあります。これは「おやつ」というより、私は「おもちゃ」だと思っています。工作したり書き込むものは、気をつけないと小さい子どもに「本を切ったり・書いてもいい」という勘違いをさせてしまうと思うので、まわりの大人が気をつけて見てあげる方がいいと思います。
こ・こ・い・く(心育)
読書は能動的な活動です。
大きくなるにつれて、自分で読もうと思わないと本は読めません。
絵本も赤ちゃん絵本や幼児のころは、大人の用意したものでよくてもだんだんと自分の好みが出てきます。色々なことに興味がでてくるかもしれません。
赤ちゃんのときから本嫌いな子どもはいません。
本は楽しいという経験も大事にしてほしいと思います。
食育が体と心に大切なように、子どもの読書(小さな子どもには読み聞かせ)は心を育ててくれます。自分が好きなものを「好き!」って言えること・・・「面白い!」と楽しいことがあること・・・「知りたい!」って疑問をもつこと・・・
食べず嫌いもあるかもしれません。
食べて広がることもあるかもです!
図書館もいいよ ♪
子どもの本って本当に色々あります。
書店に行けば新しい本が並んでいますが、実は限られたものだったりします。そして商品です。
子どもの興味があるものがわからないとき、近くの図書館を覗いてみることをおすすめします! (図書館の回し者・・・ではありませんが💦)
食育のおやつで「バランスのとれた食事と環境」が大事だと書きましたが、図書館は色々な本が選べるということで、ここいくの環境にももってこい!だと思います。
借りてみて、子どものお気に入りがわかってから「My BOOK」にするのもアリかと思います。
「1回借りて、読んだ本はあきちゃうんじゃない?」という心配はありません。小さい子どもほど、「この本好き!」という本は何度も何度も読んで、十分もとをとって(?!)卒業してくれるはずですから。
最後まで読んでくださってありがとうございます。文章にするのに時間がかかりすぎて、定型でなく、不定期になるかと思いますが、読んでいただけると励みになります ♪