うさぎとはさみ
今日は朝から大雨と雷で目が覚めました。
いつも朝にやってくるスズメの集団も、今日はやってはきませんでした。
嵐のとき、自然の中の動物や鳥たちは
どうやって雨風をしのいでいるのかしらと思うのですが
それぞれ、生活していく知恵や工夫があるのでしょうね・・・
今日は「はさみの日」(8=はさ、3=み)だとか。
ハサミのお話で思い出すのが、かわいい子うさぎ「チム」の物語。
うさぎではビアトリクス・ポターの「ピーターラビット」はとても有名ですが、アリソン・アトリーの「グレイ・ラビットのおはなし」も読み継がれてきた物語です。
そのアリソン・アトリーの本の中から・・・
「チム・ラビットとはさみ」
ある日、くさかりばではさみをみつけたチムは、用心深くうちに持って帰ります。
「土手も草も、レタスでも、なんでも好きなものが切れるんだよ」とおとうさんは大喜び。そうして、大事にしまっておくのですが・・・
好奇心いっぱいのチムは、おとうさんもお母さんもいない隙に、はさみをだしてきて「なんでも」切りはじめてしまいます。
毛布
テーブルかけ
タオル
そうして、じぶんのひげやからだの毛まで!!
ところが、からだの毛をすっかり刈ってしまったチムは、おかあさんにチムだとわかってもらえず、家から閉め出されてしまいます。
家の前に立つチム。大きななみだがほっぺたをつたっていきます・・・
チムはおかあさんに、自分だとわかって家に入れてもらえるのでしょうか?
チム・ラビットのお話は絵本ではないのですが、年中さんや低学年の子どもに読み語る(読んで聞かせる)本にはぴったりだと思います。
好奇心いっぱいのチムがともだちや両親と自然のなかでくらしている物語は自分の生活とも重なり、小さなわくわくと、ふんわり暖かな気持ちが生まれることと思います。
(追記)
私のなかではチムは『ピーターラビット』のピーターよりもちょっとだけ小さな(幼い)男の子のうさぎです。
あと・・・
うさぎの男の子は好奇心旺盛な子が多いのか(?)うちの場合、チムのようにはさみをつかって切り刻むのではなく、あっという間にコードをかみ切って切断してしまうというイタズラに困っていました。
なんでも切ってしまいたくなるのは、うさぎの性分なのかもしれませんね・・・💦
最後まで読んでくださってありがとうございます。文章にするのに時間がかかりすぎて、定型でなく、不定期になるかと思いますが、読んでいただけると励みになります ♪