見出し画像

ありがとう


カラオケでとりあえず悩んだら
いきものがかりで「ありがとう」♪


何かをしてもらった時、
してもらわなくても自分が助かったり、
嬉しかったりした時。
「ありがとう」って言います。

「ありがとう」で思ったことをつらつらと…


誰から教えてもらった?



ふと、浮かんだ疑問。

「ありがとう」ってどうやって覚えたんだろう…?

どうやって教えたんだっけ…?


思うに

「自分が気がついたら知っていた言葉」に分類される他の言葉では

「おはよう」「おやすみ」「いただきます」等

生活の中で、まわりの人や色々な場面で躾けられたり、学習して使えるようになった言葉なんですよね…。


そういえば幼稚園で4・5歳児のクラスを担任していた時、園長から教えられたこと。

「子どもたちに何か渡す時、ちゃんと目をみて“はい、どうぞ”って手渡すものを出して、子どもが受けとったら“ありがとう”を言うのよ。保育者が一緒に声にして教えてあげるの」


良く見かける光景は

子どもが何かもらったら

「ほら、ありがとうは?」って自分から言うのを促しますよね。

そうじゃなくて、園長は一緒に言うようにと。

なので、例えばお誕生会のプレゼントとカードを渡す時は

「〇〇ちゃん、おめでとう。はいどうぞ。ありがとう。」と1人で言ってました。5人いたら5回ほど。

ちょっと吉本っぽいなと思っていたけどw

そうすると、ありがとうを言うタイミングもわかるし、だんだん自然に身につくから…という他に、子どもたちを見ていてわかった理由がもう一つ。

本当はわかっていても、声にだすことが出来ない  ( 恥ずかしかったり、ちょっとした勇気が出せなかったりする ) 子どもの気持ちの代弁してあげるということ。

(大丈夫!ちゃんと〇〇ちゃんが“ありがとう”言えるの知ってるよ。ちょっと今は恥ずかしいだけだよね)  の気持ち…

もちろん自分から「ありがとう」と言える子もいて、そんな子には「どういたしまして」と返してました。

けれど、これは幼稚園でのこと。

家でそんなことしてたら、息がつまっちゃいますもんね。 

なので、私も我が子には「ほら、ありがとうは?」と言ってました。


画像1


何の「ありがとう」・・・?


「ありがとう」っていっても

特別なときから、何気ない日常のふとした時まで、言い方や伝え方、使う場面は色々。

普段使いの「ありがとう」ってコミュニケーションツールです。

例えば、落ちたものを拾ってあげたとき、黙って受け取られるよりも、「ありがとう」と受け取ってもらう方が、私は気持ちの流れがいいです。

極端にいうと、反応がないと「どうしたのかな?」「いらないものだった?」「よけいなことした?」・・・色々考えて、気持ちの流れが滞ってしまいます。

あと、もちろん「ありがとう」の言葉じゃなくても、会釈や笑顔でも、何かしら自分のしたことに対して、プラスのリアクションがあれば安心できますよね。


“ありがとう”って伝えたくて
あなたを見つめるけど
繋がれた右手は誰よりも優しく
ほら この声をうけとめている
 水野良樹作「ありがとう」 いきものがかり


手をつないで、見つめるだけで伝わる「ありがとう」もあるのかもしれません・・・言葉の伝え方、受け止める人、場面によって色々ですね。

まだまだ浮かんできますが、今日はここまで。



#ありがとう #言葉 #幼稚園  #コミュニケーション #子育て

最後まで読んでくださってありがとうございます。文章にするのに時間がかかりすぎて、定型でなく、不定期になるかと思いますが、読んでいただけると励みになります ♪