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嫌な氣持ちになるのは、エースを出し惜しみしてたから

嫌な氣分に襲われたから



眠りに落ちそうなタイミングで
瞑想をした。 



ただ呼吸に意識を向けるだけの瞑想。




朝起きたら、
その一瞬は昨夜の嫌な氣持ちを

すっかり忘れてた。



すぐにメモリーから
引っ張り出されてきたけど、


瞑想しながら眠りについて


一旦リセットされた感じがした。




状況は何も変わっていないが、
私の状態が変わった。


なんでモヤモヤするのか、
イライラするのか、
悲しくなるのかが、


手にとるようにわかる氣がした。




自分の本音を押さえて、

遠回しに、
オブラートに包んで、

自分の「こうしたい」を

表に出さなかったからだ。




本当にね、言葉にすると

ありふれた表現になってしまうのが

歯痒い。




自分の「こうしたい」の重要度が
高ければ高いほど、

「こうしたい」そのものを

誤魔化す。




代替案や妥協案をスタメンにして、

エースである
ど真ん中の「こうしたい」を

控え選手にする。




いきなりエースをだして
負けてしまったら


そこで全部が終わってしまう



そう思って怖いから。



だけど



エースを出さずに
負けてしまったら?


カードを出すタイミングを
逃してしまったら?



それで残るのは猛烈な後悔しかない。




エースを出したら勝てたのか、


エースを出しても負けたのか




それすらわからない。



それって凄く氣持ち悪い。
不快。




私は、自分にとって
大切で重要な出来事ほど


そんな氣持ち悪い場所に

自分を突き落としてて



それがずっと嫌だったんだ。




エースを出したい。
でも出しても負けるなら

エースを出していたら
勝てたかもしれない


という可能性を残しておきたい。





プライドを守りたい浅はかさ。




だけど本当に守りたいのは
プライドじゃなくて、




「こうしたい」
と思っている自分だった。







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