【織々ノ記】#52 気温と会話
2023年4月24日
今日は急激に寒くなったせいで作業効率が大きく下がってしまった。橘華織、寒さ適性C。令和ちゃんはとりあえず「春夏秋冬」という言葉を辞書で引いて、もっと気温調整を上手くやってほしい。もう5年目って言ったら新入社員でもないぞ。
冗談はさておき、花見をする間もなく桜が散ってしまったので、せめてこの時期らしい晴れてのどかな気候だけでも長続きしてほしい。だが季節が巡るのは早く、来週からはゴールデンウィークが始まり、初夏の空気がちらついている。ギブミー春の空気。
月曜はバイト先の生徒と、火曜と木曜は演習の授業で研究仲間と、それぞれ話す機会があるが、週に3回の会話では心もとない(家族は除く)。
就活の面接はたしかに良いアウトプットの機会なので、ありがたいっちゃありがたいが、やはりもっと自分の好きなことについて語り、あるいは逆に相手の好きなことに耳を傾ける贅沢な時間が今の自分には足りていない。
学部時代、コロナ禍前に毎週のように飲み会で騒いだり、喫茶店で映画や本について語り合った頃が懐かしい。今の環境ではなかなかそれをすることは難しいが、ただ現在にあぐらをかいているようでは、状況は好転しないだろう。
就活も修論も大変だが、それでも人とのつながり、ふれあいは大切にしなければならないと、固く決意するそんな夜。
(了)