普段、意識するしないに関わらず私達の生活に密接に関係している色彩。 色彩について、バースデーカラーの紹介を入り口に色名の由来や歴史等について綴っていきます。 色彩を知ることにより、人生がさらに彩り豊かなものになるきっかけになると幸いです。
・12月28日の誕生色；ジョーンミエル ・色言葉；誇り・見識・気まぐれ ・パーソナリティ：財産に恵まれた太っ腹な人 ジョーンはフランス語で黄色の、ミエルは蜂蜜。 黄色い蜂蜜に由来した色です。 蜂蜜というと「くまのプーさん」の大好物。 熊は蜂蜜を食べますが、それよりも狙いは蜂蜜よりも蜂の巣の蜂の子なのだそうです（蜂の子にはタンパク質も含まれる）。 アニメ等で自然と潜在意識の中に刷り込まれた情報は、気付いていないだけで沢山あるのでしょうね。 先入観を捨てて、それぞれの色そのも
・12月27日の誕生色；サロー ・色言葉；威厳・自己愛・自責 ・パーソナリティ：自分自身を財産だと思える自信家 サローは英語では、sallow. 黄ばんだ、土色の、柳といった意味のある言葉です。 色名は柳の葉の色に由来するのではないかと思います。 柳は世界に350種ほどあるそうです。 私達日本人にとっては、柳というとしだれ柳を思い浮かべますが、低木で地を這うタイプのものもあるとのことで、バラエティ豊かな木です。 また、柳は解熱鎮痛薬として古くから用いられてきた歴史がある
・12月26日の誕生色；ゴールド ・色言葉；理想・おおらか・花形 ・パーソナリティ：強力な保護者になるしっかり者 今日はゴールド、Gold、金です。 金は古来から権力の象徴でもあり、 人類の歴史を通じて重要視されてきた金属です。 ツタンカーメンの金もマスクも権力の象徴ですね。 日本絵も金閣寺、金の茶室や仏像も金色。 オリンピックも1位は金メダル。 光り輝く金色が人々を魅了してやまないのではないかと思います。
・12月25日の誕生色；茄子紺 ・色言葉；心配症・審美眼・洗練 ・パーソナリティ：浮世離れした引っ込み思案な人 昨日はエッグプラント（米ナス色）でした。 今日は茄子紺なので、日本の茄子の色といった感じ。 エッグプラントが黒みが強いのと比較して、茄子紺は紫みが強い色です。 茄子はインドが原産で、日本には7世紀から8世紀ごろに中国から伝わったといわれているそう。 奈良時代には食べられていて、正倉院の古文書にも茄子の記録があるとのこと。 その頃の茄子はどんな色、形、味だったのか
・12月24日の誕生色；エッグプラント ・色言葉；保守的・厳粛・安心感 ・パーソナリティ：まじめで真剣に行動するしっかり者 エッグプラント（eggplant）は米ナスのこと。 コロンとした卵のような形をしている米ナスの色です。 黒紫というか、紫みのある黒です。 一筋縄ではいかないような、奥深さを感じる色です。
・12月23日の誕生色；菖蒲色 ・色言葉；神秘的・芸術的・哲学的 ・パーソナリティ：おとぎの国の生活を夢見る人 菖蒲色は菖蒲の花の色。 これもとてもきれいな色です。 端午の節句には菖蒲湯に入ると良いといわれます。 菖蒲には精油成分が含まれていて、腰痛や神経痛を和らげる効能があるそう。 薬草は染料にもなるので、菖蒲で草木染をするとどのような色が出るのか興味があります。 紫色で染まらなくても、菖蒲で染めたものは菖蒲色ですね。
・12月22日の誕生色；ヘリオトロープ ・色言葉；感性・高貴・若々しさ ・パーソナリティ：ロマンチックな気分に満たされた人 ヘリオトロープも植物の花の色に由来した色名です。 コウスイソウ、ニオイムラサキとも呼ばれ、バニラのような甘い匂いがし、花から抽出した精油が香水の原料になります。 花は小さめで、葉は少し起毛したような手触りがあります。 寒さに弱い花なので、北海道では寒くなると家の中で育てています。 花言葉は｢献身的な愛、永久の愛、甘い誘惑、熱望、陶酔、余韻、忠誠心｣
・12月21日の誕生色；リラ ・色言葉；高尚・上品・明晰 ・パーソナリティ：心身ともに洗練された人 リラはライラックのフランス語名。 10/31のライラック色と微妙に色が違いますが、こちらもライラックの花に由来した色。 ライラックは香しい匂いを放つ小花をつけます。 ライラックは、和名は「紫丁香花（むらさき はしどい）」といいます。 紫色の香の良い花という、特徴そのものの名前ですね。 ライラックは札幌市の花で、6月にはライラックまつりというお祭りも開催されるので、北海道民に
・12月20日の誕生色；ヒーザー（Heather） ・色言葉；安定感・信念・活路 ・パーソナリティ：楽しさを求めるユーモア人 Heatherは英語読みだとヘザー。 ギョリウモドキという名の植物です。 ヨーロッパから南西アジアにかけて分布するツツジ科の常緑小低木で、花は桃紫色です。 この色はヘザーの花の色に由来しています。 ヒース（heath）ともいいます。 ヘザー、ヒースから、すぐに思い浮かぶのはエミリ・ブロンテの『嵐が丘』です。 嵐が丘は、ヒースの花が咲く荒涼とした風
・12月19日の誕生色；飴色 ・色言葉；学問・家庭・精神的充足 ・パーソナリティ：頑固で自分勝手な人を嫌う正直な人 飴色は「水飴のような黄みのある褐色」に由来しています。 べっこう飴のような色ですね。 ちなみにべっこう飴（鼈甲飴）の名は、亀の甲羅（鼈甲）のような光沢があることに由来するそうです。 お祭りの屋台のべっこう飴を思い出します。 べっこう飴は歴史が、江戸時代以降に生まれたといわれているそう。 べっこう飴を食べられるようになったのは、歴史的にはわりと最近なのですね。
・12月18日の誕生色；ブラウンゴールド ・色言葉；清純・感情の隠蔽・夢 ・パーソナリティ：とりとめのない夢を追う温かい人 ブラウンゴールドと検索をかけると、髪の色やアイシャドウの色などが沢山でてきます。 ラメが入ってキラキラしたイメージ。 季節だと秋のイメージです。 この色を顔の近くに持ってくると、人によっては顔色が悪くなりそうなのでボトムや小物で使うのが良いかなと思います。
・12月17日の誕生色；ベージュ ・色言葉；バランス・人なつこさ ・パーソナリティ：まわりの人を明るくする存在の人 ベージュは、フランス語で染織しない羊毛の色の意味。 羊の毛の色です。 羊毛もいろいろ種類があるので、羊の種類によってできる糸やフェルトも違います。 肌触りのよりメリノウールはメリノ種の羊からできた毛糸です。 ウールはたんぱく質を含むので、糸染めも綺麗に発色し、楽しいですよ。
・12月16日の誕生色；ベージュホワイト ・色言葉；理性・忍耐・思いきり ・パーソナリティ：自分の力で危機から脱却する勇者 色名はベージュみのある白ですが、桃色の色味がある色です。 可愛く優しい色。 それに反して、色言葉やパーソナリティはしっかりした印象です。 ギャップもこの色の魅力なのかもしれません。
・12月15日の誕生色；バーントオレンジ ・色言葉；衝動的・情緒・表現力 ・パーソナリティ：気持ちが外に向かうスポーツタイプ バーントオレンジは英語でburnt orange. burntは焦げたという意味なので焦げたオレンジ→濃いオレンジになります。秋の紅葉のイメージがある色です。
・12月14日の誕生色；朱色 ・色言葉；社交的・人脈・緩急自在 ・パーソナリティ：そこにいるだけで魅力を発散する人 朱色と言えば、私の中では小学校の時の絵の具の色。 私と朱色という言葉との出会いは絵の具です。 朱色自体は昨日の洗朱と同様にもとは鉱石から採れる顔料です。 朱色の塗料の原材料の水銀には、防腐の効果や防虫の効果があり、その効果に「災厄を防ぐ」という願いも込めていたという説もあるとのことです。 日本の伝統色でもある朱色。 神社の鳥居なども朱色が多く、魔除けにも使
