旅の途中で~THE COACHプロコースの旅①~
久しぶりに投稿します。
なかなかnoteを書くエネルギーを持てずにいたのですが、みずPさんが企画してくれた「noteをもくもく書く会(朝ごはん食べててもOK)」に乗っかって、こうして書くことができています。きっかけをいただき、感謝です。
4月から、THE COACH Academyのプロコースでコーチングの学びを続けています。現在DAY5が終わったところ。全部でDAY11までなので、ちょうど折り返しあたり。プロコースの旅の中間地点を振り返ってみたいと思います。
自分自身の振り返りのために書いていますが、THE COACHのプロコースに興味を持たれているの方、プロコース準備中の方の参考になったら、嬉しいです。そして、プロコースの旅の途中、旅を終えられたみなさんともつながれたら嬉しいなー。
※具体的にプロコースのワークや感想を記載しています。受講前にコースの内容を知りたくない方は、読まずにそっと閉じましょう。(2020/6/20追記)
コーチ自身が自分らしい人生を
プロコースでは、コーチ自身が自分らしい人生を送ること、コーチの生き方そのものが、クライアントを支援するうえでの大切なリソースになるということで、プロコースの期間で、仲間とともに(ここ、とても大事!!)、インテグレーションジャーニーを巡ります。
プロコースの旅は、まず自分の現在地を把握する(日常)からスタートしました。
わたしは、自分はこの先どう生きたいのか?という問いに対し、答えが見つからぬまま生きていました。向かい合うことさえできていなかったように思います。その問いとしっかりと向かい合ったのが昨年。でも、自分でどんなに考えても、同じところでぐるぐるとしたまま先に進めなかった。自分の思考に限界を感じたときに、コーチングの存在を知り、自分を知ることで、自分がどう生きたいのかのヒントを得られるのではないか、と思い、学び始めたのがきっかけです。
わたしはTHE COACHが表現しているコーチングマインドに強く惹かれています。
コーチングを学んでから、自分の中の変化は少しずつ感じていました。「自分には何もない」ではなく、自分の中にはまだ眠っている可能性があると信じること、時に信じられなくても、信じたいという気持ちを持ち続けることができるようになっていました。ただ、自分が生きたい人生を生きれているのか、具体的な行動ができているか、というとまだ道半ばです。
わたしの「未完了」~日常~
プロコースのワークのひとつに「未完了の完了」があります。自分の中の「未完了」(「部屋を片付けたい」、「こうありたい」という気持ちの話でも、何でもOK)を書きだして、プロコースの期間中に完了させていくというワークです。コーチ自身が「完了させる」を体感することが、コーチとして、クライアントの人生を後押しする力となります。
授業で、未完了の中から1つ選んで、仲間に対して完了させたい未完了を宣言しました。わたしの未完了は『他者から「わたしはこう見られているだろう、こう思われているだろう」という思い込みのクセをやめる。』。この未完了は、本来開示したくない自分の負の部分であり、長らく培った自分の思考のクセのようなものなので、完了するためにどうしたらよいか、まったくわからなかったのですが、思い切って宣言してみました。宣言すると、なんだか清々しい気持ちになりました。仲間の未完了を聞き、同じ旅をする同志として心から応援したい、プロコースを終えるときに、みんな「完了」したねー、と語らいたいな、という気持ちが芽生えていました。
ほかにもたくさん書いた未完了を、再度自分のビジョンと照らし合わせたかったのですが、この時点で「わたしのビジョンってなんぞや?」になっていました。ここからプロコースの仲間と行うガチコーチング(仲間と本気でクライアント・コーチとして継続セッションを行う、コーチもクライアントもやります)や、毎月のマイコーチとのセッションのテーマにして、自分のビジョンと向き合いました。
何かに呼ばれた気がした~旅立ち~
コーチングを通して、自分のビジョンが見えはじめたタイミングで、CACP(THE COACH Academyの認定資格)の座談会に参加しました。CACPホルダーのみなさんの熱意に触れ、強烈に刺激を受けました。「人の人生に責任を持つ」という言葉に心を打たれ、コーチという仕事の重責を感じました。今まで、コーチという仕事をちゃんと体感・理解できていなかった、なんとなくプロのコーチになりたいなー、なれたらいいなーと思っていた自分。「コーチ」という仕事に対する覚悟や熱い想いをお聞きして、自分の甘さを痛感しました。そして、わたしの中で問いが生まれました。「本気ってなんだろう?」
今思うと、すべてはタイミングなのですが、翌日にTHE COACH仲間との朝活会がありました。朝活会では、前日のCACP座談会に出た仲間もいて、「本気」について話しました。
わたしの「本気」とは
本気=心からそう思っていること。ビジョンとのつながり。
本気になりたい=ビジョンとつながりたい。
最近自分の中で具体化されてきたビジョンを見つめてみました。「人の可能性を信じる」ことに対し、そこには「心が動く」という要素がとても重要なのだということに気がつきました。わたしが普段、仕事や日常生活で、違和感があるときは「心が動いていない」からなのだ。わたしはまさに今、自分のビジョンに出会い、「旅立ち」にいるのだと気がつきました。わたしは何かに呼ばれた気がして、呼んでいる声に応えたい衝動にかられました。
「心が動く」ことに素直に生きていきたい。ビジョンと出会うことは、わたしにとって心温まる、今まで味わったことのない感動的な体験でした。この体験をして、誰しもビジョンと出会うことができたら、どんなに素敵だろうか、と思っています。
ビジョンと出会い、気がつけば、わたしの未完了『他者から「わたしはこう見られているだろう、こう思われているだろう」という思い込みのクセをやめる。』がなくなっていました。自分で不思議なくらい驚いていますが、自分には大事なビジョンがあり、そこに向かって進む。そう思えるようになったら、他人がどう思うかはあまり気にならなくなったのかもしれないです。肩の力が抜けて、前よりも楽に生きられているような気がしています。
もうひとつの声~拒絶のはじまり~
今、「このビジョンを体現して生きていきたい、ガンガン進むぜ!」という勢いのあるわたしに対して、「まぁ、ちょっと待ちなさい」というもう一人のわたしがいることに気がついています。この存在に対し、前からわたしは自覚的でしたが、この存在が納得しないと、わたしはどうやらビジョンを体現することはできなさそうです。そして、この存在も、最終的には心の感じるままに素直に生きたいわたしとともに、心の扉を開きたいと願っているような気がしてなりません。
「まぁ、ちょっと待ちなさい」という存在と向かい合い、引き続きインテグレーションジャーニーを体感することを、このあとのプロコースの旅の後半で取り組もうと思っています。
長くなりましたが、ここまで読んでいていただいてありがとうございました!!
日々を過ごす中で、その時感じた大事な気持ちをどんどん忘れていってしまうのですが、こうして振り返りのnoteを書いたことで、書き始める前よりも、自分の中にエネルギーが湧いてきています。書くことってすごい。