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◇笑顔を増やすための「ふまじめ」のススメ◇

いわゆる「ワーキングママ」を
気付けば18年もしていますが(怖っっ)
恐らく私は「ふまじめ」な部類に入ります。

何をもって「まじめ」というのか
これも人によって定義は異なるわけですが、

  • 仕事も頑張る!

  • お料理も丁寧に手作り!

  • 掃除は行き届いてピカピカ!

そういう状態を完璧に維持できていることを
例えば「まじめ」と呼ぶならば、
私は何度も言いますが、やっぱり「ふまじめ」です。

カッコよく言えば「ふまじめになることを選んだ」
いやいや、どちらかと言うと
「まじめを諦めた」と言えるのかもしれません。

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そんな私でも「全部頑張らなきゃ!」と
意気込んだ時期はありました。
根が負けず嫌いということもあるんでしょうね。
だからって、できていたかどうかは別ですが(笑)

今これを読んでらっしゃるワーキングママの中に
「家事も仕事も完璧にしなきゃ!」
と、自分に言い聞かせている方がいるなら
すぐ止めることを強くオススメします。

・・・大きなお世話でしょ?
もしもあなたがそう思ったとするならば、
なかなかキツイ状況にあるのかもしれませんね。
そうやって、自分を追い詰めていませんか?


繰り返す毎日に

ここから先は、
本当の意味でどれもこれも完璧にこなすことができる
スーパーマンには不要です。
読まないでくださいね。

忙しいと疲れる、上手く立ち回れていない気がする。
毎日追い立てられている気持ちが少しでもある方
お読みいただけますと幸いです😊

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先述の通り、私も全部をこなすぞ!と
意気込んでいた頃がありました。
明確な何かがあったわけではないけれど、
「素敵なワーキングママ」
という理想像を勝手に作り上げていたのでしょう。

仕事は…性格的にあんまり手が抜けない。
しかし基本めんどくさがりなもんで(矛盾!?)
前に記事も書きましたが、
いかに効率よく、いかに成果を上げるかが肝。

昔はできた「残業して終わらせる」という方法は
時短では通用しません。
その分、いかに自分で工夫するが最重要。
会社にいる時間はもうフルスロットル!

仕事を必死に終わらせて、子供を迎えに行き、
帰宅してから休みなく家事へ突入。
食事を用意し、子供達をお風呂に入れ、
片付けをし、洗濯もして、明日の用意。
子供を寝かしつけたら、もうそのまま倒れるように
一緒に眠ってしまう毎日。

元来、私はそんなに器用ではないと自負しています。
なのに「子供のために」なんていうお題目を掲げ、
できるだけ完璧を目指そうと
自分に言い聞かせていたように思います。

最初はいいんです。
「それがよい」と信じて邁進するのでね。
でもご家庭によっては、助けてもらえる手段もなく
すべて自分でするしかない場合もあります。

毎日この繰り返しで必死に過ごしていくと
だんだんと気づいていくんです、
自分自身に蓄積されてきている歪みに…


なぜ100点を目指してしまうのか

今なら自分の特徴、自分でハッキリ言えます。
「片付けが苦手」
「掃除が苦手」
「おおざっぱ」

3つ挙げたところで自慢にもなりませんが💦
家事ってある程度はやっておかなきゃ、
生活として成り立たないですよね。

でも「ある程度」の線に留まらず、
自分で100点を求めてしまうのはなぜでしょう?

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すべて完璧!と思うことができれば
自分で自分を認めやすいからではないのかなと
私は思います。
できているか否か、一目で判断できるから。
誰かに褒めてもらえるわけではないけど
自分の頑張りが目で見えるからだったのではないでしょうか。

当時の私は、今思えば不思議なほど
一日のうちに何回も何十回も
「すみません」を言っていました。

仕事が終わっていないのに先に帰らなければならない。
病児保育に預けてから出社するので遅刻する。
保育所から呼び出しがかかって途中で早退する。

悪いことをしているわけじゃないはずなのに
とてもじゃないですが、仕事は理想通りには進まず、
周囲に迷惑ばかり掛けているような気持ちになっていました。

当然、褒められる場、認められる場なんてなく、
これで家までグチャグチャになったら
自分のプライドも何もかも崩れてしまう

…今思えば、そんな重荷を
勝手に背負っていたのかもしれません。


でもやっぱりできないことが増える。
そして、そんな自分に不出来の烙印を押してしまい
結果的にメンタルダウンしてしまいました。
(※もちろんそれだけじゃないですけどね)


家族の笑顔が増えるように時間を使う

改めて、全人類が知るべきは
家族のことは家族単位でするべきだ!ということ。
家族のことは、家族みんなでシェアして当たり前。
それは大人だけじゃなく、子供であっても
小さいことからその責任を担っていいのです。

とはいえ、子供が小さいうちは
やはりママの頑張りが必要で、負荷も高くなる。
ママも、徐々にできない時が増えてくる。

仕事も必死、家庭も必死。
子供が発熱し急に帰らなきゃならなくなったり、
自分が風邪をひくことだってある。
ご主人は出張や飲み会で頼れないことも多い。

自分が疲れ切ってしまうと、片付かない家を見て
泣きたくなってしまいますし、
何もかも放り出したくなってしまいます。

でもね、一番重要なのは
自らを追い詰めることでママから笑顔が消えるくらいなら
家事なんて手抜きでOK
ということなんです!

毎回毎回手作りごはんである必要はないし、
国が働くお母さんをもっと増やしたいと思っているならば
お母さんは堂々とお惣菜を使えばいい。
(最近の冷凍食品はめちゃめちゃ進化していますよ!)

それでも気になるなら、少しアレンジすればいいんです。
野菜を足したり、ちょっと焼いてみたり。
そうすれば、半惣菜の半手作りですから!

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もう1つ私からのオススメは
子供に和え物やサラダなどを作ってもらうこと。
そう、具やドレッシングを混ぜるだけでもいいんです。
「つくってくれたサラダ、美味しいね!」
と話しながら食べることができるのです。

もう少し子供が大きくなってからは、
よく「炊き込みご飯」を仕込んでもらいました。
1~2回は一緒に練習はしますが、
炊き込みご飯の素と無洗米を使えば
いとも簡単に炊き込みご飯が炊けるのです!
私が帰宅前に子供に仕込んでおいてもらえると
帰宅時には美味しい炊き込みご飯が
できているというわけ。


実はこれ、子供に役割を担ってもらうことで
子供自身が大きな達成感を得ることができます!
この時のポイントは「お手伝い」の領域を越えて
「役割」として任命することです。

ママを助けられたという気持ちに加え、
家族が美味しいと言ってくれる喜びを感じることは
自己肯定感に繋がりますよね。

卵を割るのも立派な「役割」

子供は「僕が作ったよ」「私が作ったんだよ」と
食事をしてる間も嬉しそうだし、ママも楽。
そして子供との会話も増えます。
子供がやってくれたことをとてもありがたく感じ、
素直に感謝を伝えることもできるのです。

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1から10まで手作りすることに対して
そこにある大きな愛情を否定するつもりは全くありません。

でも、それしか全愛情を表現する方法しかないと
思い込まないで欲しいのです。

子供の自己肯定感も上がり、
かつ家族が笑顔で、幸せになれるならば
いろいろな便利ツールを使うことは
何も恥ずかしいことではないと私は思います。

家族や子供のために、自分が身を粉にして働くことが
最善策では決してありません。
働くママがやらなければならないことは、
家族や子供のために自分が幸せでいることです。

もしかしたらそれが、
働くママの覚悟でもあるんじゃないかなと
私は思います。

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子供が大きくなったらなったで
予測不能なことも起こってきます。
私自身、まさか子供が不登校になるとは
思っていませんでしたから(笑)

そんな時でもどうか
自分の幸せが家族の幸せに直結していることを
くれぐれも忘れないで欲しいのです。

働くことを選んだのも自分、
家族のために行動することを選んだのも自分。
そして、
自分が幸せになる行動をするのも自分であり、
恐れることなく自分を大切にしてくださいね。

必要な方に届きますように✨

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