大変⁉️じゃなかった認知症ケア(後編)
いつものことですが、必ずしも前編をお読みになっておられなくても、大丈夫なパターンです。 #いつものヤツね
主に前編では、ご家庭で介護をされている方に向けて、『よくある誤解』と『捉え方』のご提案をさせて頂きました。 #ほら3行でまとまった🤭
この後編では、さらに具体的な事例を交えながら、『認知症ケア』を深掘りしていきたいと思っております。
それでは、早速行ってみましょう🙇♂️
『let'sケアー✊』
1、ご本人の願いと現実
これまでの記事でも書かせて頂きましたが、多くの認知症当事者の声は、『住み慣れた自宅で暮らしたい』と、『家族に迷惑をかけたくない』という願いをお持ちです。 #個人差はありますし全てではないよ #その理由もみんな違います
まとめると、「できるだけ住み慣れた自宅で暮らし続けたいけど、家族の負担になるのはごめんだ。」と言ったところでしょうか。
2、ご家族の願いと現実
こちらも、たくさんの家庭介護者の声を聴かせていただくと、「できる限りのことはやってあげたい」と願う声が多い一方で、「仕事や自分の家族の生活で手一杯」という現実があるようです。 #それぞれの立場で一生懸命されています
3、互いの『現実』に生じるズレ
ご本人は、「まだ家族の負担になるほど、世話になっていない」わけで、だから「これまで通り家で暮らしたい」と思っておられます。
一方でご家族からすると、ただでさえ自分たちの生活で手一杯のなか、常にご本人のために時間と労力を割いておられるわけです。
ここで、ご本人とご家族にとっての『現実』の捉え方にズレが生じていることが分かります。
4、介護保険サービスによる介入
この互いに生じたズレを埋め合わせ、双方の願いを実現させるための手段としてご利用していただくのが、介護保険サービスです。
介護保険サービスについては、また後日、詳しく書かせて頂きますが、今回は在宅サービス(デイサービス・訪問介護・ショートステイ等)を指して使わせて頂きます🙇♂️
5、ご自宅での生活が難しくなる日
認知症が進行して、日常生活の様々な場面で介護が必要になると、いずれ「自宅での生活の限界」を迎えることになります。 #ここで発動❗️
『がんちょー'sアイ☝️』
この「自宅での生活の限界」と「認知症の進行」って必ずしも比例関係にあるわけではないのです。
もちろん、ご自宅での生活が難しくなる理由やタイミングについては人それぞれですが、互いに関係が崩れたり、早い段階で在宅生活を諦めざるを得ない場面には、ある共通のポイントがあります。
それは…。
『ご本人の承諾を得ないで決めちゃう』です。
6、まとめ
これは本当に多くて。 例えば、冒頭にあった双方の『願い』を実現させるための介護保険サービスであったはずが、いつの間にか家族の都合を優先させるための手段として使われてしまったり。 #これは専門職としてもダメなやつ
あるいは、できるだけ家族の負担になりたくないと願うご本人への配慮が欠けていたり…。 #そもそもお世話をさせてもらうための #許可をご本人にとりましたか
『認知症』はこの『ズレ』を生じさせやすい要因の一つではありますが、ここをクリアされているご家庭は、関係が崩れることなく、重度の認知症を患っておられても、明るい雰囲気で暮らしておられるように思います。 #最後に発動‼️
『がんちょー's愛☝️』
そう、認知症ケアは大変でも、厄介でも、敵でも味方でもなく、
①相手の立場に立って見て、聴いて、感じる ②常に互いの『願い』を伝え合う ③介入する時の配慮と許可を丁寧に
これ、人間関係の基本ですよね。
前編・後編に渡り、お読み頂きありがとうございました🙇♂️今年は頻度を増やしつつ、長くなり過ぎないように、質を上げていきたいと考えております。
次回は、介護現場における『永遠の課題?』について書いてみたいと思います。少しでも、皆さまのお役に立てたら嬉しいです😌💓
それではまた近いうちにお目にかかりましょう。皆さんご一緒に…
『let'sケアー✌️』
#サザエさんみたくすな🤭 #ジャンケンちゃうぞ🤣💦
最後までお読みいただき、ありがんちょー。あなたのお時間を頂き感謝しております。私もあなたを応援させて下さいませ🙇♂️💦吾唯足知でございますので、お読みいただけただけで幸せです❤️