シェア
貴方の呪いのせいで まだ私は縛られている この美しい地球に 高度な文明に 貴方との営みに 命なんてどうでも良いと思った 孤独に苦しんで死ぬのだと思った 幼少期から そんな事を考えていた でも現実はどうだろう 拒絶しても拒絶しても 貴方は私を包むのをやめない 独りで生きていける剛さを持った私を 他人と関わる社交性を捨てた私を 野生動物のように 全方位を威嚇して 虚栄の縄張りを作って 遥か彼方から寂寞に苛まれた