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在廊前に読むnote ④ -会話の矢印どっちに向いてる?(2) -
会話の矢印どっちに向いてる?(1)をご購読いただきました皆さま、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
これからの皆さまの活動に少しでもお役に立てることがあれば、とても嬉しいです。
前回の記事では、ご来場者さま(会話のお相手)に最初のお声掛けをした後、矢印を向けながらお話をすること、また注意するポイントについて書かせていただきました。
どっぷりと自分語りする人のことを、私はコミュニケーション能力が高いと思ったことがなく、むしろ会話していて困ったケースの方が多いです。
お相手への気配りの心があり、それを言葉と動作で表す方法を知ることで、コミュニケーション能力は伸びます。
展示の在廊は、自分や自分の作品の話を伝える場ではあるのですが、
ご来場者さまの時間は「作家のもの」ではなく、あくまでご来場者さまの時間は「ご来場者さまのもの」です。
その時に必要なのが、
【お相手の○○を○○する】ことが、よりコミュニケーションを円滑にします。(前回記事参照)
以前アートイベントに出展した際に、自分の作品を展示したブースに立ち150人以上のご来場者さまとお話しましたが、ほとんどの初対面の方には○○を○○してから会話を始めました。
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たくさんのご来場者さまとお話できました。
その時にいただいたご感想やお言葉は
その後の制作や活動の励みになりました。
今回の(2)では、
(1)の後の会話で私が実際に使っているフレーズと会話時に気をつけていることをまとめています。
初対面の緊張感がまだ残る状態で、
マシンガンのように自分や作品を語るのは、
もはやコミュニケーションではないと感じます。それは、お相手に時間があったとしても。
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