4月11日の誕生花
遅くなりましたが、4月11日の誕生花は
【カタクリ】と【八重桜】です。
【カタクリ】
花言葉は『初恋』『寂しさに耐える』
カタクリと言っても『片栗粉』は知ってるけど、花はどんなだろ?
って感じの方もいらっしゃるのでは?
私はそうなんです。
一応、写真では知ってても実際の花は見たことないです。
というか、本当の片栗粉も食べたこと有るのかしらん?
現在、販売されている片栗粉は、実は片栗の球根を使っておらず、馬鈴薯のでんぷん粉だとはご存じの方のほうが多いと思います。
ウチにある片栗粉も、馬鈴薯澱粉です。
元々、江戸時代に片栗粉は食用だけでなく、消化が良いので滋養薬として用いられていました。
ただ本物の片栗でんぷん粉は採れる量が少量で、その為、カタクリが乱獲され激減してしまいました。
そんな中、ちょうど明治時代に入り北海道で馬鈴薯を栽培することが激励されるようになりました。
加熱すると、粘り気が多く、しかも透明になるところまで似ていたので、馬鈴薯澱粉が片栗粉の代用になったのですけど、名前だけは今でも生き残っているのはご存知の通りです。
そのカタクリ、元々は『カタカゴ』だったそうです。
カタクリの花が傾いた籠のようだったので、カタカゴ。
それが省略されて『カタコ』、更にユリの花に似ているので『カタコユリ』からの『カタクリ』になったそうです。
どうでも良い話なんですけど、花の名前が〇〇から△△に変化した話を書いてる時、私の頭の中の小さい私が「バンザ~イ!バンザ~イ!」ってやってます。
ホント、どーでも良い話ですみません😅
【八重桜】
花言葉は『おしとやか』『豊かな教養』
勿論、春が来たと思わせてくれる染井吉野は大好きなのですが、関西人のせいか染井吉野が咲き始めると、造成局の通り抜けの八重桜のことを考えてしまいます。
大阪の造幣局は、硬貨ばかりをつくっています。
そこに数しれずの桜が植わっていて、その殆どが八重桜で種類もそれぞれ違います。
毎年、その中の1つが今年の桜とされます。
コロナ前は、仕事帰りに1人で中途半端な時間に行っていたので、思いの外、写真を撮れるぐらいの余裕があったのですが(それでも海外の方々の多いこと!)、小さいころは親の休みの土日だったり、若い頃の職場でお花見に行く夜桜見物は、桜を観ると言うより人の波に押されに行くようなものでした😆
それでも、肩車されて間近で観る桜、もう何十年も昔の記憶なんですけど、やっぱり親との思い出のひとつになっています。
ちなみに今年の桜は『松月(しょうげつ)』でした。