【ハワイアン・ミュージック】スラッキー・ギターの神様ギャビー・パヒヌイのおすすめ3曲
フラを始めたばかりの頃に私が悩んでいたこと。
それは、ハワイアン・ミュージックが全然好きじゃない、ということでした。
私はカヒコ(古典フラ)を習いたくてフラを始めたのですが、ほとんどのフラ教室で、音楽に合わせて踊るアウアナも習います。私が最初に入った教室もそうでした。
フラは好き。でも、ハワイアン・ミュージックは、ちっとも良いと感じない。
そんな私を「ハワイアン・ミュージックってなんて素敵なんだろう」と思わせた人がいます。
ギャビー・パヒヌイ。
スラッキー・ギターの神様で、カリスマにして伝説の人。ホテルで観光客を相手に分かりやすくて受けの良い演奏をするよりも、山に囲まれた自分の家の庭で仲間と演奏するのを楽しんだ人。
ギャビーの奏でる音と、その独特な声は、何を演奏しても歌っても「ギャビーの歌」になってしまうんですが、それってスターの証ですよね。
ギャビーのギターは、音色がキラキラしてて、歌声はとっても気持ちよさそうで、何より彼の音楽からは自由の香りがします。
例えば、Hi'ilawe。
もう出だし1秒で「あ、ギャビー!」って分かるし、キラキラしてる粒子が飛んでるのが見えます。
続いて、He'eia。王様がサーフィンする歌なんですけど、もはや王様を差し置いて、ギャビーが音の波に乗ってます。
こちらは仲間と演奏している Pu'uanahulu。そうそうたるメンバーが脇を固めることで、ますます輝く大スター。きっと、すごい吸引力で周りにいる人を惹きつけたのではないでしょうか。
私にハワイアン・ミュージックの素晴らしさを教えてくれたギャビーの素晴らしさを、私も誰かに紹介してみようと思い、3曲ご紹介してみました。
音楽好きだけど、きっかけがなくてハワイアンを聴いたことがない方は、ギャビー、刺さるのではないでしょうか。