![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162604434/rectangle_large_type_2_36f0d4aa121967d67ecdb8be6b93119a.png?width=1200)
大きな仕事の一つを終えて
昨日、一年半かかわってきたイベント立ち上げの
大変な仕事が終わった。
といっても、ほとんど何もしていない。
それが本当にしんどかった。
まだ何かができたのなら良かった。
ほとんど何も仕事がないのに、毎月新幹線に乗って
会議に出かける。会議も、みんなが忙しそうにしているのに
私だけやることがない。
ただ、大きな仕事を任された私のボスと一緒にいるだけ。
ボスは、大変なプレッシャーといろんな仕事に翻弄されていた。
そのそばで、一部始終を見て
何もしないのに、ボスと同じ緊張感を感じていた。
こんな経験は初めてだった。
ただ、何も力になれていないことに申し訳なく思い、
感情が揺れ動いていた。
終わった日、大変な仕事をしてくれていた部下たちに
みんなにただただ感謝の気持ちがあふれ
涙が止まらなかった。
感謝の気持ちをありがとうの言葉だけでは足りなくて
でも、それ以外の言葉がなくて
どう表現していいのかわからない。
そんな、時の変わり目の11月20日だった。
この組織も、いずれやめようと思っている。
毎回毎回、私に期待をしてくれている上の方々から
上の役職に行くことを強く言われる。
昨日も、そんな時間が多かった。
期待をされていることはとてもありがたいことなのだ。
でも、もう私は、組織に属したくない。という心の声を
知ってしまったから、このまま無理矢理に、
トップに立つことは、
自分を痛めつけるということを知っている。
その分、達成感も、あるのも知っている。
けれど、もう、戻らない。
今までの思想を熱く語りそれを押し付けてくる話には
なにも響かないし、
私の想いを言ったところで、何も伝わらない。
仕方がない。分かり合えることは、今はないと思っている。
どっちも間違っていないし、方向性が変わっただけ。
バンドが解散するのとよく似ていて
最初は、一緒にやっていて楽しかった。でも、どんどん
人は変わる。そして、音楽性が変わってしまって
一緒にいることはできなくなってしまった。
そういうことではないか。と。
私の想いは、ただのわがまま。と思われて、本当のことは通じない。
これからもしばらく言われ続けるだろうけど、
いられなくなったらやめるだけ。
別に、小さくまとまるつもりもないし、
まだ、器がないとも思っていない。
ただ、別にやる必要がないし、やりたくない。
それだけのこと。
本当にたくさんの勉強をさせていただく機会を与えてくださって
ありがとうございました。
完全なる風の時代に突入したといわれている11月20日に
こんなに感謝にあふれた感情で過ごせたことを嬉しく思っている。