見えない抵抗

新サロンの終わりの続きです。 銀座に場所を決め、意気揚々と設計の打ち合わせに入りました。 すると、打ち合わせのたびに、スケルトンの天井、壁から、水が滲み出てきます。 オーナーも驚き、すぐに直してくれましたが、打ち合わせをしに行くと、また、水浸しになっている。それが、四回も続きました。 やむなく、そこを諦め、次の物件にしました。 新しいところは水漏れもないし、 設計を頼みましたが、どうもしっくりこないので、何回かやり直ししましたが、全く良いものができず、男性だからかな、と思い女性に変えました。 とてもセンスが良い方だったのでよかったと思い、すっかり気があい、スムーズに進み、私は現場に連れていきました。 すると、その女性設計士が、ここは、江戸城の裏鬼門だから、気をつけた方が良いと急に言い出しました。 私はその人らしくないセリフに怯えた顔をみながら、どうしたんだろう? と不思議に思いました。 しかし、その日から、自称霊能者という人達から訪問されたり、電話が頻繁にき始めました。 例えば、 サロンに電話があり、初めまして。 私は〇〇と申します。霊視を専門にしています。あなたのところのHPをみて、 どうしても、胸騒ぎがしたので、ご連絡しました。特にオーナー、あなたの頭の上に今まで見た事もない、真っ黒な雲が浮かんでいます。危険です。それだけお伝えしたく連絡しました。 突然、 男性がアポ無しで訪問してきて、 私は行者です。ここを通りがかり、 異様な気をかんじました。あなたは、 私のところに来てください。 お払いをして差し上げます。 と、頼んでもいないのに、 押し売りの除霊や、厄払い、魔除を置いて行ったり、続きます。 正直、不気味なのはもちろんでしたが、こんなにたくさんの見えないものに、反応する人にいる事自身が、驚きでした。 結構名の知れた人もいたようです。 その中の一人が、どうしてもあなたをお払いしたいと言ってきました。 私は気が乗らなかったのですが、 スタッフは行け行けといいます。 しょうがなく、出かけて 巫女さんの舞をみて、かえってきました。不思議に、お金をとられません。 戻ると、その人から電話がきて、 あんたみたいなやつは、二度とここにくるな!と、凄い剣幕です。 スタッフも私も、この異様な出発に 不穏な流れを感じていました。 彼らは、何をそんなに感じ、邪悪 な者を警戒しているんでしょうか? 私には、さっぱりわかりませんでした。 しかし、何かみえない邪悪な者が私達の周りを取り囲み、確実に邪魔している空気を感じていました。 なんなんだー!😩💦 それから、その類の人々にアレルギー反応があります。しかし、彼らは多分親切心で来ていました。

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