あれはほんとうに宇宙人?
17歳の時の体験です。 随分前の話ですが、今回の音で、思い出しました。しかし、聞いた音とは、違う音です。 1人部屋で、夜、ベッドで布団にはいり、本を読んでいました。 ブーンと、音が聞こえ、無線が電気工事でもすれば、こんな音がするのかなと思い、不快感を感じましたが、部屋の明かりを消し、布団に潜り込みました。 音は止むどころか、波打ちながら、身体ごと感じるくらい大きくなり、頭にも振動が響き、不気味に思い、頭を布団から出すと、窓側の右側が歪み、銀色のタイツのノッポな人の様なものが二体私の頭と、足に立っていました。 私は幻は、消えろ!と、怖くなり、 布団に潜り込み、彼らが去るのを待っていましたが、 彼らは、私を持ち上げ、壁に連れて行こうとします。私は布団から、顔をだし、 彼らをみたら、目も鼻も口もありません。 壁を通り抜けるのは、わずかな時間ですが、動けず、頭には、今までに聞いた事のない、不快な電磁波のような物を感じました。 私は何もない白い部屋のベッドに寝かされ、動くことができません。彼らは、私の足首を支え、細いなにかで、指や、くるぶしあたりに、何かしているようです。 身体を切り裂かれるわけではないのが、わかり、少し落ちついてきましたが、 足への、彼らの目的は終わったようです。 銀の1人に肩を捕まれ、ベッドから起き上がらされました。部屋を出て、目の前の廊下を歩けと、頭のなかに、直接言われたので、 身体は重いですが、なんとか歩けましたので、進むことにしました。 少し行くと、左に部屋のような物があり、みたい!と思い命令を無視して、そちらに向かい覗きこみました。 画面を横並びに何人かが、座って見ている部屋で、当時はノートパソコンはまだなかったので、私はパチンコ屋の光景を思い出しました。 手前に座っていた人が、椅子のまま こちらに身体を向けました。 暗いフードを被ったウェーブのかかった金髪で、ネオンの様に青い、目をした 中肉中背の40代くらいの白人でした。 私は、自分に何をして、ここはどこだ!と、興奮して彼に質問しました。 しかし、彼は、じっと私を覗きこみ、 ニヤリと一笑し、私の後ろの誰かに目で指示しました。 とたんに、銀の人が私の腕に手をからめ、無理やりまた、ベッドに寝かされました。私は起き上がり、彼のところに戻ろうとしました。しかし、動けないし、目も、あけたいのに、開けられません。 やっと、目を開けたら、もう、私の部屋に戻されていました。 私は足に傷などないか、触られた場所を、あちこち見まわしましたが、全く何もありません。 布団に入り直し、今、起きた事はなんだったろうと頭を巡らせているうち、疲労感がおそい、そのまま寝てしまいました。 不思議なことに、次の朝は、その事をすっかり忘れていました。 しかし、 それから数週間?忘れましたが、しばらくして、通学のために総武線に乗っていました。学校の帰りで、つり革につかまり立っていた時、横から誰かに見られている視線を感じました。 視線の先には、ダークグレーかチャコールのレインコートのようなものを着て、フードを被った、2人の白人が座っていました。 私は父の転勤で、千葉に住んでいましたが、ローカルな電車に相応しくない、 金髪の美形な白人、変な服装、そして、 どこかで最近みた、ブルーの目。 同じクラスのニュージーランドから来た同級生も、青い目でしたが、 それとは違う、、 私は、あの夜のことを思い出しました。 なぜ、忘れていたのか。 私は、思い出し 彼らの方に身体をむけ、近づこうとしました。 彼らは、私の動きに、凄く驚き、焦っているようで、電車が止まり、ドアがあくと、とても急いで降りて行ってしまいました。 それから、 私はこの体験は、事実であり、私以外にも必ずいるはずだと、確信し、真剣に いろんな人に話しました。 シンナーや、お酒を飲んでいたのか、と 不良を見る目で指導した大人もいたし、 ベッドで夜といったら、夢だと言われました。私は起きていました。というと、 起きていたと言う夢だったんだよ。 あるいは、自己顕示欲から、創作した物語を語るのは、やめなさい。 あるひとは、アメリカ人にあなたと同じ体験をした人の話を知っている。 精神的に、不安定だから、夢と現実の区別がついていない、あなたは、病気だ いろんな事を聞きました。 それからしばらく話すのをやめましたが、 数年前、一緒に名護で、月にぶつかるUFOを目撃したママ友に、この話を久々にしました。 彼女は、それは、プレアデス人です。崇高な、良い宇宙人です。といいました。 しかし、私は良いとも、崇高とも、ちっとも彼らに感じませんでした。 あの、失礼な人達はいったいなんなんでしょう。 私に、動物につけるタグでもつけたんでしょうか。 答えはまだ、わかりません。 しかし、てっきり、人間だとおもいました。